鳥羽市駅ボランティアガイド「駅ボラ」、車いすやベビーカーの無料貸し出しも

鳥羽市駅周辺で観光ガイド、道案内、車いすやベビーカーの無料貸し出しなどを行う。目印はオレンジのジャケット。

鳥羽市駅周辺で観光ガイド、道案内、車いすやベビーカーの無料貸し出しなどを行う。目印はオレンジのジャケット。

  • 0

  •  

 NPO法人伊勢志摩バリアフリーセンター(鳥羽市鳥羽1、TEL 0599-21-0550)は8月13日~16日、鳥羽市駅周辺で観光ガイド、道案内、車いすやベビーカーの無料貸し出しなどを行う鳥羽市駅ボランティアガイド(通称=駅ボラ)を実施する。

[広告]

 駅ボラは、2005年8月に国土交通省の受託事業として全国5カ所で「バリアフリー・ボランティアモデル事業」の一環で初めて実施され、今年5月に2回目を行い、今回が3回目の事業となる。

 鉄道駅などで移動に困難を感じている人を積極的にお手伝いするボランティアを普及させることを目的に進められた第1回目の事業がきっかけとなり、障害者や高齢者だけでなく、「情報障害者」が多いことを痛感し、観光地の主要駅で困っている人のお手伝いを――と思い繁忙期を選んで実施するという。

 同センターの野口あゆみ事務局長は「小さな子ども連れの観光客が、眠った子どもを抱きかかえながらベビーカーを借りていく。最初は車いすだけの貸し出しだけだったが急きょベビーカーをかき集めて対応した。今夏もベビーカーが活躍しそう」と話す。

 ボランティアは、鳥羽市周辺の観光にも精通してもらうように事前研修と、あらかじめ鳥羽水族館やミキモト真珠島、鳥羽湾めぐりなどの施設の無料利用券が渡され、各自が各施設を体験利用し、観光ガイドもできるように準備した人たちが4日間無償で協力する

 サービス時間は9時~16時。場所は近鉄鳥羽駅改札付近・JR側付近・鳥羽観光案内所付近。スタッフはオレンジ色のジャケットを着用する。

地元NPOが「バリアフリーお木曳」を企画(伊勢志摩経済新聞)バリアフリーツアーセンター、観光再生が本に(伊勢志摩経済新聞)志摩の選手、車いすバスケでパラリンピック出場(伊勢志摩経済新聞)NPO法人伊勢志摩バリアフリーセンター

  • はてなブックマークに追加

伊勢志摩経済新聞VOTE

現在お住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース