志摩の旬の魚などを提供する飲食店「味弐(みに)いこや」(志摩市阿児町鵜方、TEL 0599-46-0380)の天然トラフグ「あのりふぐ」を使った「あのりふぐ膳」(1,980円)が、今年もメニューに加わった。
同店は、「あのりふぐ」のブランド化を進める「あのりふぐ協議会」に加入する認定店。「あのりふぐ膳」は、テッサ(刺身)、フグの唐揚げ、テッピ(フグの皮)サラダ、ニコゴオリ、地カキのフライにご飯、味噌汁が付き、価格を1,980円に抑えたことから毎年人気を集め、地元企業経営者らが昼食時の接待などで利用することが多いという。
同店オーナーの疋田誠さんは「当店は疋田水産直営なので、新鮮な『あのりふぐ』を安く仕入れることができる。気軽に食べてもらいたい――との思いで頑張って安く提供している。天然トラフグ(フルコース)で客を招待すれば企業にとって経費がかさむが、ランチに『あのりふぐ膳』なら高級感もあり、商談も『福』を呼ぶのでは(笑)」と話す。
「あのりふぐ」を使ったほかのメニューは、テッチリ(鍋)、テッサ、テッピ、雑炊などが付く「満福ふぐコース」(8,000円)、単品のテッサ(3,000円)、テッチリ(4,800円)などを用意する。
営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~21時30分。月曜は14時30分まで。