今年で5回目を迎える「おひなさまめぐりin二見」が2月4日、伊勢市二見町・夫婦岩から続く旅館街一帯で開幕した。主催は、おひなさまめぐりin二見実行委員会とNPO法人二見浦・賓日館の会。
今年は102カ所、約6,000体のひな人形が飾られ、一般客は誰でも自由に見学することができる。期間中、さまざまな催しや、飲食店や旅館が提供する「おひなさまめぐり」限定の特別弁当などを目当てに訪れる人も多くなっている。
過去、同イベント期間中に二見を訪れた人は、初回=約32,500人、第2回=61,000人、第3回=67,000人、第4回(昨年)=59,700人。今年も6万人前後の入れ込みを期待する。
二見生涯学習センター(同茶屋)には約1,000体の大段飾りのひな人形が、賓日館(同江、TEL 0596-43-2003)には伊勢神宮造営用材の残材を布に織り込んだ世界に3対しかないひな人形(協力=吉浜人形)や、バロック真珠をひな人形に見立てたものなど多種多様なひな人形を飾り、来訪者を楽しませている。今年は新たにペットボトル1,080本で作ったの「巨大びな」も二見生涯学習センター前に登場した。
期間中、絵手紙展、伊勢型紙作品展、生け花展、陶雛作品展、スタンプラリー、写真コンテスト、サックスコンサートなども開催予定。問い合わせは、伊勢市二見総合支所地域振興課(TEL 0596-42-1111)、3月8日まで。
また、同期間中、三重県内で行われる6カ所のおひなさまイベントと沿線鉄道会社が連携したイベントスタンプラリー「美し国(うましくに)三重 ひな街道」も同時開催する。各会場先着300人に景品をプレゼントする。
スタンプ設置場所は、「あげきのおひなさん」(いなべ市)、「津・大門のおひなさん」(津市)、「伊賀上野・城下町のおひなさん」(伊賀市)、「松阪まちなかお雛さま祭り」(松阪市)、「おかげ横丁ひなまつり」(伊勢市)、「おひなさまめぐりin二見」の各会場と、近鉄・津、松阪、宇治山田、鳥羽駅、伊賀鉄道・上野市駅。