「地球が滅亡へと進んでいるその原因は私たち人類。死亡体験で『未来の地球』を見てきた木内鶴彦さんにその方法と新しい生き方のヒントを学び、地球を再生する『気付き』と『行動』につながれば」と話すのはNGOるり色の会(多気郡大台町御棟)代表の福井克則さん。
二見・興玉神社の龍宮浜で月舞いの倭瑠七さん、琵琶奏者の黒田月水さんらによるウエサク満月祭
5月9日満月の日に、「水と太陽が創る地球の未来~海と星と満月に抱かれて~」と題した木内鶴彦さんの講演が同NGO主催の下、朝日館(伊勢市二見町)で開催された。
長野県南佐久郡出身で彗星捜索家の木内さんは航空自衛隊勤務中の22歳の時、過労が原因で倒れ入院、そのまま心臓・呼吸・意識が停止し死亡が確認されるが、奇跡的に30分後に蘇生する国内唯一の「死亡体験者」。NGO GREEN GAIA代表。
木内さんは「死亡体験で見てきたものは『意識の世界』。肉体は滅びても意識体は存在する。意識はとても次元の高いもの。地球上では人の肉体を借りてそこに参加しているということを知った。何のために生きているかを深く考えた」と話す。「人それぞれに与えられた役割があり、その役割は自分で見つけ行動しなければならない」とも。
同NGOは、正常な地球循環を考え、人間ひとりひとりが自我の中に「気付き」を持ち行動することの大切さを知ってもらおうと昨年2月に設立。今後、宮川村でのホタルの見学会や農業体験などを計画している。
同日、二見・興玉神社の龍宮浜で月舞いの倭瑠七さん、琵琶奏者の黒田月水さんらによるウエサク満月祭も執り行われた。