1955(昭和30)年5月15日開館の鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-2555)の累計入館者数が8月3日、5,500万人に達した。
巨大ジュゴンのぬいぐるみをプレゼントされる土居さん家族。鳥羽水族館5,500万人達成で
同館は1968(昭和43)年に1,000万人、1984(昭和59)年に2,000万人、1990年に3,000万人を記録し、全国のラッコブームや水族館ブームの先導役を担ってきた。1990年7月15日に現在の新館「新鳥羽水族館」をオープンし、1994年に4,000万人、2004年に5,000万人を達成していた。
5,500万人目の来館者は兵庫県尼崎市出身の土居博志さんら家族6人。驚いた様子の土居さんらに水族館職員から祝福の拍手が送られると、古田正美館長から認定証と副賞の沖縄ペア旅行、巨大ジュゴンのぬいぐるみが手渡され、仲野千里社長からは「全国67水族館の中で最初に5,500万人を達成できたのは、来館いただいた一人ひとりのお客さまのおかげ」と話した。
古田館長は「水族館累計入館者数で5,500万人達成は全国で一番目だが、もうすぐそこに大阪・海遊館が迫っているはず。過去に約20年に一度水族館ブームが起きているので、そろそろ来てくれれば(笑)。少しでも多くの人が全国の水族館に足を運んでもらえれば」とほほ笑んだ。