「志摩市海女資料館」がリニューアル、韓国済州島・国内の海女の交流も

国内外の海女や訪れた人たちに志摩の海女漁を説明する現役海女さん「志摩市海女資料館」にて(岡)

国内外の海女や訪れた人たちに志摩の海女漁を説明する現役海女さん「志摩市海女資料館」にて(岡)

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 志摩市は10月4日、志摩市観光協会志摩支所(同市志摩町越賀)で観光振興と海女文化継承を目的に「志摩市海女資料館」をリニューアルオープンした。

いろりを囲み新鮮な志摩の海産物を食べる海女たち。海女小屋体験施設にて

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 同日行われたセレモニーには大口秀和市長や観光協会関係者とともに、同3日に鳥羽市の海の博物館で開催された「海女フォーラム」に参加した韓国済州島や国内から集まった海女さんらが参加した。

 リニューアルした資料館には海女歴50年のベテランなどから寄贈された海女漁などに関する道具など百数十点を展示するほか、周囲がトタンで覆われ、いろりの煙でいぶされた海女小屋の雰囲気を忠実に再現したコーナーや、磯車(いそぐるま)という海中から海女を引き上げる滑車が付いた櫓漕ぎ舟(ろこぎぶね)などを紹介。韓国済州島の海女の様子をとらえた写真展も開いている。

 セレモニーの後、同施設敷地内の海女小屋体験施設で志摩の海女さんと国内外から集まった海女さんらがいろりを囲んで志摩特産のサザエなどの海産物に舌鼓を打ち、互いの労をねぎらい交流を深めた。

伊勢志摩経済新聞VOTE

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