多気郡多気町長選挙(1月26日告示、同31日投開票)に合わせ同町長選挙公開討論会が1月11日、大ホール(同町相可)で開催される。主催は「2010多気町長選挙公開討論会を開く会」(事務局=多気町商工会内、TEL 0598-38-2117)。
討論会は、町民の町政への参加意識向上、立候補予定者の「ビジョンと政策」をアピールする場の提供、各立候補予定者の政策の明確化を目指す。公開討論会支援NGOの「リンカーン・フォーラム中部」との共催。コーディネーターには三重大学准教授の石阪督規さんが就く。内容は、各候補予定者のマニフェスト、5~10年先の同町の政策の方向性などについて聞く。
同会の松浦信男会長は「公正で公平な公開討論会にするため、細心の注意をはらい実施する。是非とも多くの町民に参加してほしい」と呼びかける。
開場時間は14時30分、討論会15時~17時。公開討論会の様子は1月18日~24日(19時~21時)に多気町行政チャンネルで放映予定。
同町は、2006年に勢和村と合併し、人口は15,606人(2009年11月末現在)。2009年2月、33歳という若さで当時全国最年少首長として初当選した山中光茂市長の松阪市と、同年11月、同じく33歳で初当選した鈴木健一市長の伊勢市の間に位置する。中小型向け液晶パネル工場のシャープ多気事業所などがある。