昨年10月に元横浜市長の中田宏さんや全国の現役首長らが立ち上げた「日本志民会議」(東京都渋谷区)が1月23日、日本について知ろうと伊勢神宮を参拝、神宮の歴史や神話について学んだ。
「日本志民会議」は、日本をより明るく活力のある国にしようと昨年10月31日、全国の首長らが結集して設立した。
この日は、関西地区で活動するメンバーらが中心になって新年早々の事業として「日本」について修養団伊勢道場・伊勢青少年研修センター(伊勢市宇治今在家町)の講師を務める山中孝雄さんの講和を聞いた。
講和では古事記や日本書紀からなる神話や伊勢神宮について説明、参加者は熱心に耳を傾けた。中田さんの講演では「志のある国民=志民(しみん)がもっと真剣に考え、積極的に行動していかなければ日本がダメになる」と訴えた。その後、メンバーは伊勢神宮正式参拝を行った。
同会執行部メンバーで和歌山在住の山中敦詞さんは「日本志民会議の新年第1回目の事業として、誰が言うでもなく、『日本を知るには伊勢がもっともふさわしい』と伊勢神宮初詣を選んだ。来年以降も新年の事業として『伊勢会議』を継続したい」話す。