志摩に「鈴ミュージアム」-土鈴15,000点を展示

真珠筏浮かぶ英虞湾を一望する地にオープン「志摩鈴ミュージアム」

真珠筏浮かぶ英虞湾を一望する地にオープン「志摩鈴ミュージアム」

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 11月3日、真珠筏浮かぶ英虞湾を一望する大山広苑内に「志摩鈴ミュージアム」(志摩市越賀、TEL 0599-84-0321)がオープンした。

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 同館では、北海道から沖縄まで日本全国の土で作った鈴「土鈴(どれい)」約15,000点を収蔵する。もともと「神戸土鈴友の会」会長の山田旺(あきら)さんが自宅で収集、展示していたものを山田さんと知人だった同館大山館長が有償で譲り受けたもの。今年6月から建設が始まり、10月に完成。その後、同会メンバーが泊りがけで土鈴の展示を行い、開館に至ったという。

 土鈴の歴史は古く、縄文時代中期の遺跡からも出土しており祭や占いに使われたという。松阪市出身の本居宣長も書斎を「鈴屋」と名付けたほど土鈴の収集家として有名。山田会長は「手作りの土鈴は作者の心が伝わってくる。たくさんの人に音色の温かさを味わってほしい」と話している。

 入館料は、一般(18歳以上)=600円、18歳未満400円。開館時間は9時~17時。月曜休館。

志摩鈴ミュージアム

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