「トムヤンクンとサラダ、ライス、デザートのセットで800円。ランチメニューは、日本人の嗜好(しこう)に合わせた味付けと、周辺店舗との競合を考え価格を抑えた」と話すのは、1月9日にタイレストラン「バンコク」(志摩市阿児町鵜方、TEL 090-7855-9456)をオープンしたタイ人店長のユリ(日本名)さん。
タイラーメンとチャーハンセット。漬物はたくあん、チャーハンも日本人好みに。
タイグリーンカレー、タイ風野菜炒め、タイラーメンとチャーハン、パカパオなどタイ料理にサラダ、ライス、デザートなどを追加したセットのランチメニューで、価格はすべて800円。
ユリさんは「人気はトムヤンクンのセット。トムヤンクンは日本では値段が高いらしく、客は、エビもたくさん入ってこのボリュームで800円に(安くて)びっくりする。ランチタイムに女性客が多い」と話す。
「ライスはタイ米、ラーメンの麺はベトナムのフォーによく似た米から作った麺、デザートにはライチによく似たランブータンを使用するなど、タイの食材にこだわり、辛さや味付けは日本人に合わせている」とも。
営業時間は11時30分~14時、17時30分~翌2時。近くに限り出前にも応じる。