昨年4月にオープンした飲食店「みつしま」が1月9日、店名を「みなと食堂」(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-7173)と改めリニューアルオープンした。
年間通して定番メニューの「メカブ丼定食」メカブ丼の上にトッピングで刺身が乗る。
「みつしま」は、昼はランチメニューを中心に、夜は居酒屋風の飲食店。観光客や地元客が立ち寄る店として、口コミで評判を集めていた。「みなと食堂」は旧店の料理へのこだわりをさらに強調し、「漁師めし」のおいしさを前面に出す(店主の櫻井宏和さん)という。
旧店時代も人気を集めていた、伊勢エビ1匹を丸々使う「伊勢エビカレー」(1,500円)は毎日20食の限定メニューとして継続した。
櫻井さんは「食材の魚介類の鮮度や味には自信がある。中学卒業後に南島町(現・南伊勢町)のまき網船に乗り込んでいた漁師時代に知り合った仲間から直接購入したり、信頼のおけるルートからいいものを安く仕入れたりする工夫を忘れない。食材についてはどこの店にも負けないしまねできないと思う。メカブは年間通して提供できるように、今のシーズンのうちに確保し冷凍する。漁が休みの時は店を休業する」と自信をみせる。
メニューは、「メカブ丼」(500円)、「その日その日の名物ランチ」(800円~)、「大カキフライ定食」(1,000円)、「大将気分の漁師定食」(2,000円)などのほか、「海鮮漁師鍋」「海鮮しゃぶしゃぶ」(以上2,500円)などがある。
営業時間は11時~15時、17時~22時。火曜定休。