1日漁師体験で伊勢エビゲット-大好評「刺し網オーナー」今年も募集

昨年の「刺し網オーナー」で取れた伊勢エビ。

昨年の「刺し網オーナー」で取れた伊勢エビ。

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 三重外湾漁協(旧志摩の国漁協)和具青壮年部(片山孝治部長)主催の「伊勢海老刺し網オーナー」(10月16日開催)の募集が今年も限定80口で始まった。

昨年の「伊勢海老刺し網オーナー」1口当たりの「山分け」分。

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 今年で3回目を迎える「伊勢海老刺し網オーナー」は、伊勢エビに全国初の産地表示タグをつけブランド管理をしてきた和具青壮年部が、さらに志摩市和具沖で獲れる伊勢エビを全国に発信・PRしようと始めたもの。10月1日からは伊勢エビ刺し網漁が解禁される。

 オーナーは、敏司丸(船頭=中村龍司さん)、片山丸(同=片山孝治さん)、政丸(同=城山直也さん)、大山丸(同=大山満さん)の4隻の中から1隻を選び、選んだ船の刺し網にかかった伊勢エビや魚を「山分け」する。船によって漁獲量が前後することやオーナーの人数によって山分けする量が増減する。

 当日の早朝8時、和具漁港に集合、乗船希望者は沖合約2キロに仕掛けた網に向かい、漁師らと刺し網を引き上げ伊勢エビ漁「網揚げ」を体験する。港へ戻り陸に持ち込み網にかかった伊勢エビのほかサザエや、カワハギ、タイなどを網から取る作業「網さばき」を体験する。その後、船ごとで計量し山分け、オーナーらは、取れたての伊勢エビをバーベキューで焼いて丸かじりしたり、刺身で食べたりしながら1日を過ごす。

 昨年の実績では、最も多くの伊勢エビをとったのは片山丸の28キログラムで、13口のオーナーに対して1口当たり2.1キログラムになった。最も人気があったのは政丸の19口だった。

 オーナー料金は、1口1万5,000円。募集は9月15日まで。オーナーは先着順で決定する。

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