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志摩の弁当店の「日替わり弁当」350円、1個でも配達-口コミで拡大

「手作り日替わり弁当」350円、この日のメニューは志摩産のアラメの煮物、アサリとネギの卯の花和え、豚巻きフライ、玉子焼きなど。志摩の弁当店「ごんや」

「手作り日替わり弁当」350円、この日のメニューは志摩産のアラメの煮物、アサリとネギの卯の花和え、豚巻きフライ、玉子焼きなど。志摩の弁当店「ごんや」

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 今年4月に開業した弁当店「ごんや」(志摩市阿児町安乗、TEL 0599-47-5858)の日替わり弁当が、口コミで人気を集めている。

こちらは15品のおかず入り800円の幕の内弁当。

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 人気を集めているのは、1個350円の日替わり弁当。店主の村山誉さんは「基本的には志摩市阿児町内の配達ルートであれば350円の日替わり弁当1個の注文でも配達させていただいている。想像できると思うが、それだけでは赤字(苦笑)」と話す。

 弁当や総菜の販売を主な業務とし店舗は、映画「喜びも悲しみも幾年月」(1957年、松竹)のロケ地にもなった四角形の灯台「安乗崎灯台」へ登る坂道の下にある。カウンター5席の店内では、その日に水揚げされた魚介類などで作る「おまかせ定食」(1,500円)などの食事も提供。店名は昔からの屋号を取ったという。

 主な商品は、日替わり弁当A(350円)、同B(500円)、空揚げ弁当、豚しょうが焼き弁当、とんかつ弁当(各600円)、幕の内弁当(800円~)など。米は宮川の近くの契約農家から仕入れた地元産、魚介類は安乗漁港で取れたものを使う。

 「総菜はすべて手作り、お勧めはやはり日替わり弁当。男性は600円前後の弁当もよく注文していただくが、350円の弁当でも十分満足いただいているようだ。特に介護施設などで働く女性からの注文が、宣伝もしていないのに口コミで広がっている」と村山さん。「弁当も毎日となると大変だと思うので、少しでも安く提供できればと思い350円にした。たまに幕の内弁当を注文いただければうれしい(笑)」とも。

 弁当の配達時間、場所などは電話にて相談。配達場所は、阿児町以外でも志摩市内であれば可能な限り応じている。営業時間は11時~17時ごろ。月曜・第4日曜定休。

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