「第1回 世界こどもサミット 2017」が11月23日、いせシティプラザ(伊勢市岩渕)で開催される。
日本各地で活躍する子どもたちが、自分の思いや価値観、夢や希望、創りたい未来の社会についてなど、自由に発表しその後、子どもたちによる「サミット会議」、子どもスピーカーの母親らを交えてた「大人トーク」が行われる。「えんとつ町のプペル」などの絵本作家でお笑いコンビ「キングコング」のツッコミ担当の西野亮廣(あきひろ)さんが総合司会を担当する。
子どもスピーカーには、少年ブロガーとしてネットラジオやYouTubeなどに出演する染谷朋迦(ほうか)さん(10歳、東京)、日本と世界の社会問題に関心があり「テロ対策のゴミ箱」を提案する萱生聡志(かようそうし)さん(10歳、東京)、戦争について学び地元二見町を再起させたい思いで平和であることの大切さを伝える地元二見中学2年の田中佑和(ゆうわ)さん(14歳、伊勢)、世の中から「障害」という言葉をなくし多様性あふれる社会を作りたいと考える新垣空大(そら)さん(13歳、沖縄)、琉球舞踊と書道を教える先生を目指す呉屋莞樹(ごやにっき)さん(9歳、沖縄)、私の夢は「世界を平和にすること」とハッピー・チルドレン・プロジェクトを立ち上げ募金活動を行う北牧もえさん(12歳、沖縄)、胎内記憶を持つ子どもたちの証言をまとめた映画「かみさまとのやくそく」に出演する加藤小百合さん(11歳、東京)と加藤弓奈さん(12歳)の姉妹、衣食住をクリエイトする百姓キッズの井上愛満(あまん)さん(10歳、山口)と燦(きらり)さん(9歳)の姉妹、岡山県後楽園で英語のガイドをする川上拓土さん(9歳、岡山)、学校に通わず自宅で学習し著書「見てる、知ってる、考えてる」がアマゾンと楽天ブックスで総合1位、累計17万部突破するベストセラーとなっている中島芭旺(ばお)さん(12歳、福岡)、「子どもの奴隷労働者を世の中からなくしたい」との思いからレモネードスタンドを始めたヴィヴィアン・ ハーさん(13歳、米国)。
そのほか、自分の世界観をカラフルなデザインで表現するアーティストのAOさんによるアートライブ、今年8月に行われたEXILEが所属するLDH主催のストリートダンスコンテストで全国優勝を果たした地元伊勢で活躍するダンスユニットBabyBoo(ベイビーブー)がダンスを披露する。
実行委員会の菅沼奏香(そうこ)さんは「子どもは地球の宝物、その可能性は無限大。子どもたちの中には、既に自分の生きる道や、行動指針、生まれてきた意味など、大人から教わらなくても理解している子がいます。そんな天性の才能に溢れた子どもたちが集合して、彼らの才能を認めて伸ばす、可能性を最大限に発揮できるような社会になればと思う」
「特に、こんな子どもたちがいることを同世代の子どもたちに知ってもらいたい。当日は英語で同時通訳し世界各国に向けてライブ配信も行う」とも。
開催時間10時~16時。入場料大人=3,000円、高校生以下無料(昼食代含む)。