三重県伊勢市にある「ゼロ距離水族館 伊勢シーパラダイス」では、2025年10月4日(土)より、ふれあい魚館にて特別展示「擬態展~まねるもの・まねられるもの~」を開催いたします。
生き物たちが身を守るため、あるいは獲物をだますために進化させてきた「擬態」の不思議を、比較展示によってわかりやすく紹介します。

擬態展~まねるもの・まねられるもの~
・タイトル:「擬態展~まねるもの・まねられるもの~」
・期間:2025年10月4日(土)~11月30日(日)
・場所:ふれあい魚館 特別展示ブース
・展示種数:全6種
自然界には、見た目や行動を他の生き物に似せることで身を守ったり、敵を油断させたりする“擬態”という戦略があります。
本展では、そんな擬態をする魚と、そのモデルとなっている魚をペアで展示します。
来場者は「何が違う?どこが似ている?」と観察しながら、進化の知恵を楽しく学べます。
■ 擬態ペアをリアルに比較展示
擬態する魚と擬態される魚を同時に展示。見比べることで、どれだけ巧妙に似せているのか、視覚的な驚きを楽しめます。
■ 知って楽しい「なぜ似せるのか?」
毒を持つ魚に似せて敵を避けたり、クリーナーフィッシュになりすまして油断を誘ったり…。
それぞれの種に隠された“擬態の理由”をパネルで解説します。
■ 子どもから大人まで楽しめる教育展示
擬態の知識だけでなく、生き物たちの生存戦略を学ぶきっかけに。自由研究や生き物への興味を育む内容です。

ニセクロスジギンポ

クログチニザ

ノコギリハギ
<まねる魚>
・ニセクロスジギンポ(Aspidontus taeniatus):体色や形、動きをホンソメワケベラに似せる。
・クログチニザ(Acanthurus pyroferus):幼魚時は逃げ足の速いヤッコ類に見た目を似せる。
・ノコギリハギ(Paraluteres prionurus):有毒のシマキンチャクフグに模様や形を擬態する。
<まねられる魚>
・ホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus):大きな魚に近づき、体表に付いた寄生虫などを食べる。
・ナメラヤッコ(Centropyge vrolikii):逃げ足が速く、また鰓蓋に棘を持っている。
・シマキンチャクフグ(Canthigaster valentini):カラフルな模様をしており、毒を持つ。
<伊勢シーパラダイス 施設概要>
伊勢シーパラダイスは、日本でもっとも早く、海獣との「ゼロ距離展示」をスタートした水族館です。
■名称
ゼロ距離水族館 伊勢シーパラダイス
■所在地
〒519-0602 三重県伊勢市二見町江580
■電話番号
0596-42-1760
■営業時間
9:30~17:00(最終入場16:30)※季節変動有り
■入館料
大人:2,400~2,800円 小中学生:1,200円 幼児(4才以上):600円
※大人料金は日によって変動有り
■WEBサイト
https://ise-seaparadise.com/