プレスリリース

学生主導型イノベーションチャレンジ「Honda Mobilityland Youth Innovation Awards 2026」開催

リリース発行企業:ホンダモビリティランド株式会社

情報提供:




ホンダモビリティランド株式会社(三重県鈴鹿市)は、国内外の学生主導によるモータースポーツ活性化を目指したイノベーションチャレンジ「Honda Mobilityland Youth Innovation Awards 2026(ホンダモビリティランド ユースイノベーションアワード2026)」を開催いたします。

本チャレンジは、日本および海外の高校生・大学生が、モータースポーツにおけるサステナビリティやファンエンゲージメントをテーマに解決策を提案する場です。さらに、国内の学生が海外大学の教授やマーケティング有識者と直接つながり、グローバルな知見や多様な価値観に触れる機会を提供します。

参加チームは2つのトラック(ファン・トラベルイノベーション・チャレンジ/ファン・エンゲージメント・チャレンジ)に分かれ、ビデオ形式で提案を提出。審査員による第一次選考を経て、ファイナリストが東京都内(またはオンライン)でプレゼンテーションを行います。各トラックの優勝チームは2026年3月27日(金)~29日(日)に三重県・鈴鹿サーキットで開催される「F1日本グランプリ」に招待され、ファンゾーンステージにてファン向けプレゼンテーションを行います。

審査は、デジタルイノベーションとサステナビリティの学術的専門家、学生代表、マーケティング有識者など、多角的な視点と専門知識を持つ審査パネルによって行われ、社会的価値・実現可能性・独創性・業界知見など多様な観点から評価されます。優れた提案は今後の実用化も検討されます。

< Honda Mobilityland Youth Innovation Awards 2026 企画概要>

■目的
学生の創造力を活かし、持続可能で魅力的なモータースポーツ体験の未来を提案・実現することを目指します。
■対象
【応募範囲】 国内外の高校生および大学生相当(推奨年齢16~23歳、専攻分野不問)
【チーム人数】2~6名推奨 言語:英語または日本語(いずれかに統一すること)
【メンター】 所属先の教授・講師、専門家など(任意・推奨)
トラックA:ファン・トラベルイノベーション・チャレンジ


鈴鹿サーキットまでの移動を「楽しく・便利に・持続可能に」する新アイディアを提案。
例:待機および移動時間のポジティブ体験化、低炭素・ゼロ炭素移動手段、カーボンクレジット利用促進施策など。

【審査基準】
・インパクト: 鈴鹿サーキットへのサステナブルな移動という課題に、どれだけ効果的にアプローチしているか
創造性: アイディアの独自性
実現可能性: 実行に移すうえでどれほど現実的か
品質・検証: アイディアの明確さ、および初期調査データや検証結果による裏付けの強さ
ファンコミュニティ投票: 公開後にどれだけ支持されるか



トラックB:ファン・エンゲージメント・チャレンジ


未経験層にモータースポーツの魅力を広げる仕組みを提案。
モータースポーツ未経験層がオンライン・現地で、モータースポーツの魅力や価値に触れる方法を提案。例:SNSキャンペーン、AR/VR体験、ファンゾーン、デジタルストーリーテリングなど。

【審査基準】
・インパクト:モータースポーツの魅力を新しい層にどれだけ広げられるか
・創造性: アイディアの独自性
・実現可能性: 実行に移すうえでどれほど現実的か
・品質・検証: アイディアの明確さ、および初期調査データや検証結果による裏付けの強さ
・ファンコミュニティ投票: 公開後にどれだけ支持されるか



■提出物
課題の定義、提案内容の明確な説明、初期調査データや試行結果(大規模な研究は不要、コミュニティ内でのデータ収集やテストを推奨) 形式は自由、3~6分のビデオで提出
スケジュール
2025年12月26日(金)正午:エントリー締め切り(特設Webサイトにて)
2026年1月初旬:オリエンテーション・ワークショップ(オンライン)
2026年2月初旬:第一次選考(ビデオ提出)→ ファイナリスト進出チーム発表
2026年2月下旬:最終選考(東京都内&オンラインでのプレゼンテーション) → アワード発表
2026年3月27日(金)~29日(日):アワード受賞チームをF1日本グランプリへご招待。ファンゾーンステージでプレゼンテーション
■審査パネル・ワークショップスピーカー

アルテア・リー氏/カリフォルニア大学バークレー校 ROAR 2025年アンバサダー

チーウェイ・ルオ氏(オースティン)/ 国立陽明交通大学

ディデム・ギュルドゥル・ブロー氏/ウプサラ大学 情報技術学部 コンピュータシステム部門 准教授


後藤 和寛氏/D-POPS GROUP 創業者・代表取締役社長

ヤング 吉原 麻里子氏/スタンフォード大学国際多文化教育プログラム(SPICE)

マイク・ヒューズ氏 /スタンフォード大学 京都プログラム ディレクター

協力機関
・東京科学大学(日本)
・国立陽明交通大学(台湾)
・ソウル大学校 Rise Program(韓国)
・スタンフォードプログラム in 京都(日本)
・カリフォルニア大学バークレー校 ROARプログラム(アメリカ)
・ウプサラ大学(スウェーデン)
■審査基準
【トラックA】ファン・トラベルイノベーション・チャレンジ
創造性・質(楽しさ、利便性、待機削減)/実現可能性(運営、規制、安全性)/プレゼン・検証(試作、明確さ)/ファン・コミュニティ投票

【トラックB】ファン・エンゲージメント・チャレンジ
創造性・文化的関連性(楽しさ、関与度)/実現可能性(内容、生産、安全性)/プレゼン・検証(試作、明確さ)/ファン・コミュニティ投票
■表彰・特典
グランプリ賞(各トラック1チームずつ) 、イノベーション賞(最も独創的なアイデアの1チーム)
■特典
2026年F1日本グランプリへの招待およびファンゾーンステージにおけるプレゼンテーション
教員・スポンサー・業界関係者とのネットワーキング
■ルール・ガイドライン
・オリジナルであること。盗用はNG。
・権利は参加チームに帰属。ただし、ホンダモビリティランドはマーケティングおよび導入のための非独占利用権を持つ。
・ブランド・著作権・プライバシーポリシーに準拠すること 協力的・包摂的に活動すること
提出・問い合わせ先
WebサイトHonda Mobilityland Youth Innovation Awards 2026
提出ポータル:2025年12月中旬に公開予定

ホンダモビリティランド株式会社 東京オフィス
〒150-6139 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39F
https://www.f1gp.jp/news

<参考>審査員・ワークショップスピーカー プロフィール

アルテア・リー氏:カルフォルニア大学バークレー校ROAR 2025年アンバサダー
聖心インターナショナルスクールの高校3年生であり、CAD設計、電子工学、プログラミングを独学で学んできたエンジニアです。日本初の英語で学べる子ども向けメイカースペース「Coders International Tokyo」を設立し、現在はカリフォルニア大学バークレー校の「Robot Open Autonomous Racing(ROAR)」プログラムにおいて学生代表を務めています。
バックグラウンドに関係なく誰もがエンジニアリングやデザインに触れられる環境づくりに情熱を注いでおり、日常生活に喜びをもたらすロボットの設計を目指しています。

チーウェイ・ルオ氏(オースティン):国立陽明交通大学
英国王立地理学協会(Royal Geographical Society, RGS)の終身フェローです。現在、チーウェイは国立陽明交通大学において、大学レベルの研究センターであるデータファイナンスイノベーションセンター(DFI)副センター長、および台湾-日本交流オフィス(TJEO)副所長を務めています。
同時に、科学・技術・イノベーション(STI)を核とした分野横断型研究を行い、サステナブルサイエンスに関連する講義を提供しています。また、行政院の国家永続発展委員会(NCSD)第18期・第19期・第20期の委員として活動し、さらに行政院長の政治顧問を務めた経験があります。

ディデム・ギュルドゥル・ブロー氏:ウプサラ大学 情報技術学部 コンピュータシステム部門 准教授
サイバーフィジカルシステムの持続可能性と相互運用性を追求するコンピュータサイエンティストであり、未来の知能機械の設計に新たな視点をもたらすチェンジメーカーです。分析的思考とデザイン思考への情熱を併せ持ち、問題そのものを愛するエンジニアであり、遊び心を大切にする教育者でもあります。彼女の研究は、テクノロジーと自然の調和を目指し、持続可能な社会の実現に貢献しています。今回、ホンダモビリティランドのイノベーションプロジェクトにおいて、審査員としてその知見と創造性を提供いただきます。

後藤 和寛氏:D-POPS GROUP 創業者・代表取締役社長
1998年に株式会社ディ・ポップスを創業し、通信・モバイル領域を中心に事業を拡大。2015年にはグループ経営体制へと移行し、現在は25社のグループ企業と35社の投資先を統括するD-POPS GROUPの代表取締役社長として、ベンチャー企業の成長支援に尽力しています。
彼の掲げる「ベンチャーエコシステム」構想は、資金・人材・ノウハウ・ネットワークなどの経営資源を共有し、スタートアップが困難に直面した際にも支え合える仕組みを目指すものです。これまでに300名以上の起業家・経営者を対象にした「Goto School」などの育成プログラムも主催し、経営者の自己成長を通じた企業の飛躍を支援しています。
挑戦を恐れず、複雑化戦略やAI投資など先進的な取り組みを推進する後藤氏は、ホンダモビリティランドのイノベーションプロジェクトにおいて、審査員としてその経験と戦略的視点を提供いただきます。

ヤング 吉原 麻里子氏:スタンフォード大学国際多文化教育プログラム(SPICE) / SKY Labo
SPICEのインストラクター兼教育研究者で、カリキュラム開発と研究を通じて社会的インパクトを追求しています。構成主義理論に基づくデザイン思考が、起業家精神やSTEAMによる学際的イノベーションを促進する方法を研究し、成果を教育に反映しています。AERAなどの国際学会で発表し、International Journal of STEM Educationなどに論文を掲載。2019年に『世界を変えるSTEAM人材』(朝日新聞出版)を共著し、中国語版も出版。2023年には『The Emerald Handbook of Research Administration Around the World』を共同編集。2016年に教育系NPO「SKY Labo」を設立し、内閣府支援や日産財団賞を受賞。スタンフォード大学で博士号取得、現在は東北大学客員教授。

マイク・ヒューズ氏:スタンフォード大学 京都プログラム ディレクター
スタンフォード大学の国際教育プログラム「Stanford Program in Kyoto」のディレクターとして、グローバルな視点から教育とイノベーションを推進しています。環境地理学およびエネルギー政策の専門家として、燃料電池やクリーンテクノロジー分野での豊富な研究・実務経験を有し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けています。
日本語にも精通し、国際的な教育・研究の架け橋として活躍する彼は、今回ホンダモビリティランドのイノベーションプロジェクトにおいて、審査員としてその知見と国際的な視野を提供いただきます。

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