一般社団法人明和観光商社(所在地:三重県多気郡明和町、代表理事:千田 良仁、以下「明和観光商社」)が参画する、三重県明和町の伊勢麻振興プロジェクト「天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト」は、2026年3月21日(土)に「令和7年度 取組報告会」を開催いたします。明和観光商社は、これまでプロジェクト内で取り組んできた伝統技術継承と啓発活動の成果を発表します。
■ DMOとしての取り組み:伝統資源の再定義による観光ブランド化
三重県明和町は、かつて神宮に捧げる麻を紡いだ「麻績郷(おみごう)」として栄えた、麻ゆかりの地です。明和観光商社は、地域DMOとしてこの「麻」という伝統資源を用いて、観光振興と地域産業の活性化を両立させる持続可能な観光地域づくりを推進しています。
本プロジェクトは、麻の栽培から製品開発、ブランディング、情報発信までを包括的に行うことで、日本古来の伝統的な農作物である明和町独自の観光ストーリーを構築するものです。
■ 伝統を守ることは神社を守ること。明和観光商社が取り組む「麻の復興」
古来より、麻は神社の祭祀において欠かせない神聖な資材であり、麻を守ることは日本の伝統的な神社文化を守ることに直結します。明和観光商社は地域DMOとして、かつて「麻績郷(おみごう)」と呼ばれた明和町の誇りを取り戻すべく、日本古来の農作物を守り、復興させる以下の活動に注力してきました。
- 伝統行事の継承と公開: 「種蒔神事(たねまきしんじ)」や「刈取神事(かりとりしんじ)」を執り行い、種蒔・刈取の様子など麻にまつわる伝統的な儀礼を公開することで、文化としての価値を再発信しています。
- 偏見の払拭と普及啓発: 「麻」に対する誤解や偏見をなくすため、町内図書館での特別展示や東京での「アグリビジネス創出フェア」への出展、町内ワークショップを開催。実際に麻に触れる機会を創出し、麻の有用性や正しい知識の普及に努めてきました。
- 産業化と地域経済への還元: 伝統技術の継承を支える仕組みとして、指定管理受託施設「いつき茶屋」での麻関連商品の販売や、ふるさと納税事業の中で商品連携を推進。歴史資源を現代の地域経済へと繋げてきました。
