リリース発行企業:レッドホースコーポレーション株式会社
地域創生を基幹事業とするレッドホースコーポレーション株式会社(本社:東京都墨田区、取締役 執行役員(COO):山田健介、以下「当社」)は、地域で収穫された地域産品を使った新しい商品開発に取り組んでいます。この度、三重県大台町(以下「大台町」)の特産品「奥伊勢ゆず」通常は破棄される皮を再利用(アップサイクル)した「食べるゆず胡椒」を開発、地域の未利用資源に新たな価値を生み出すことに成功しました。
この「食べるゆず胡椒」は、奥伊勢ゆずの豊かな風味と、青唐辛子の辛味、たくあんの食感を組み合わせた新しい味わいです。ご飯のお供としてはもちろん、様々な料理のアクセントとしても活用できます。パッケージには、旧宮川村(現大台町)父ヶ谷にある「牛鬼淵」で伝承される伝説の「牛鬼」をイメージしてデザインしました。
発売初日には、道の駅での試食販売を行い、地元の住民や観光客にも大好評でした。
地域の資源を活かし、新たな魅力を発信する地域創生モデルとして、今後の展開が注目されます。
搾汁の段階で年間25トン発生し廃棄するゆずの皮を活用した商品開発を提案。
本品の開発は、本年1月末、当社の商品開発部のスタッフが大台町に訪れた際、大台町の特産品加工施設で第3セクターの株式会社宮川物産(以下「宮川物産」)を紹介されたことがきっかけでした。同社は旧宮川村(現大台町)の食品加工所で、地域の農産物を農家から買い取り、商品の開発・生産・販売を行っている企業で、「奥伊勢ゆず」を加工したサイダーやドレッシング、スイーツなどを製造しています。
宮川物産で製造しているゆず製品は主に果汁を使って作るため、製造工程で皮や種などが年間25トン程度発生し、種やわたが混ざった状態のため、同社での再利用が難しく廃棄に回していました。また、同社のゆず商品の販売目標に対し、達成率が50%であることを聞き、当社の商品開発担当が廃棄予定の皮を使った商品開発を提案しました。その場で試作用のゆず皮を預かり、さっそく、商品化に向けていくつかの商品の試作に取り組みました。
試作開始から2か月、早速サンプルを製造した商品を持参し、大台町に再度訪問し、試食を行ったところ、参加者たちから大好評をいただき、本製造へと進むことになりました。
新しい形のゆず胡椒を「奥伊勢ゆず」で開発。青唐辛子の辛さに奥伊勢ゆずの風味、たくあんのアクセントが絶妙にマッチし、そのまま食べても、調味料としても活用は自由自在。
奥伊勢ゆずは香り高く、爽やかな酸味が特徴で、今回開発したのはその特徴を生かしながら、食べるラー油のように白ごはんや、通常、ゆず胡椒と一緒に食べる機会が少ない餃子や蒸し鶏などにも合う、進化型のゆず胡椒です。本来のゆず胡椒で使われている「柚子」「唐辛子」の良さを引き出し、独自の配合の「ごま油」「こめ油」「大豆油」で「ごま」をじっくりと炒め、それぞれの食材から引き出される香りとうま味に、アクセントの「たくあん」が絶妙に融合しています。
また、パッケージは幅広い世代にインパクトを与えるようにと、旧宮川村(現大台町)父ヶ谷にある「牛鬼淵」で伝承される顔が牛で体が鬼という伝説の「牛鬼」をイメージしてデザインしました。
8月2日(土)には販売開始を記念し「道の駅 奥伊勢おおだい」で試食販売を実施。お天気に恵まれた週末ということもあり、地元の方や観光客でにぎわう中、新しい大台町の味をお試しいただきました。試食された方からは「味が濃いので色々な食べ方ができそう」や「大台らしいお土産がないからいいかも」といった絶賛の声が聞こえました。今後、宮川物産が販路として持っている三重県内の「VISION」(三重県多気町)でも販売が決定しており、それ以外にも10店舗程度で販売予定です。また、さらに販路を拡大していく予定です。
当社は今後も今回活用した「奥伊勢ゆず」の皮を使ったアップサイクル商品の第2弾、第3弾の開発を進めていくとともに、大台町、宮川物産と協業し、大台町産の特産品を生かした新たな商品開発を継続的に取り組んでいきます。これらの活動を通じて、大台町の地域産品の認知向上とブランディングを図り、域内経済の活性化を目指していきます。
■商品概要
・商品名:たべる奥伊勢ゆず胡椒
・内容量:75g
・販売価格:972円(税込)
※道の駅 奥伊勢おおだいでの販売価格
・商品特徴:三重県大台町の奥伊勢ゆずを使った新しい「たべるゆず胡椒」です。奥伊勢ゆずの皮をたっぷり使った爽やかな風味で、たくあんとごまの旨味も味わえる一品です。
地域資源を活かした商品開発で地域の活性化へ。
当社は、ふるさと納税のサポート業務に加え、地域の特性を活かした課題解決型の商品開発を行っています。現在、全国50以上の自治体と連携し、100アイテム以上の商品を開発しています。
地域資源を活かした新しい地場産品の開発だけでなく、地域のブランド化や販路開拓の支援も行い、地域の活性化に貢献しています。地元の生産者の原材料を活用した商品づくりや、地域の事業者とのコラボレーションを通じて、地域ならではの"物語"を生み出し、事業者の活動の活性化や地域ブランドの強化を支援しています。
地域のヒト・モノを巻き込んだ商品開発によって、地域を象徴する商品を生み出し、人々のやる気を引き出すことで、生産者の増加や地域の食文化の保護にも貢献できると考えています。新しい地場産品の開発を通じて、地域のにぎわいを生み出し、町を元気にするきっかけをつくることを目指し、商品開発部メンバー一同、誇りを持って取り組んでいます。
【レッドホースコーポレーション株式会社】
本社:〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-5 KOKUGIKAN FRONT BUILDING 2階
設立:1964年3月
代表者:取締役 執行役員(COO) 山田 健介
事業内容:地域産業支援及び活性化事業、コンシューマー事業
URL: https://www.redhorse.co.jp/
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
担当:見原(みはら)
電話番号:0570-003155
e-mail:service-info@redhorse.co.jp