
学生チーム「インフィニティ田中」と田中准教授(左)
鳥羽商船高等専門学校(三重県鳥羽市、校長:古山 雄一、以下「鳥羽商船高専」)情報機械システム工学科に所属する学生が、令和7年11月8日(土)、神戸大学で開催された「第5回神戸大学 中高生データサイエンスコンテスト」最終選考会に出場し、優秀賞に選出されました。
データサイエンスは、大量のデータを分析して、社会や生活をより効率的で便利にする技術です。交通や電力の最適化、病気の早期発見、企業の生産性向上、ネットサービスのおすすめ機能など、さまざまな分野で活用され、私たちの生活をより良くしています。
本コンテストは、中学生・高校生が1チーム最大5名で参加するコンテストです。事前に配布されたデータを統計的に分析し、その結果やそこから導かれた提案を発表します。1次・2次審査では、事前に提出したプレゼンテーション動画やエビデンス資料などが審査され、これらを通過したチームが最終選考会で対面プレゼンテーションを行います。
今年度は全国から91チーム・のべ367名の応募があり、その中から8チームが最終選考会に進出しました。
鳥羽商船高専からは、情報機械システム工学科の2・3年生で構成されたチーム「インフィニティ田中」が出場し、2年連続で最終選考会進出を果たし、今回は優秀賞に選出されました。
2年連続で出場した学生は「仲間と最後の最後まで改善を続け、優秀賞を手にできたことは、確かな成長を感じました。一方で、最優秀賞に届かなかった悔しさも残りました。まだまだ足りていない部分も感じており、この経験を次のステップに繋げて行きたいです」と話し、悔しさをにじませながらも、昨年より一層成長した姿を見せてくれました。
