光岡自動車の希少マイクロカー「K-4」、志摩市の公売オークションに出品

光岡自動車限定生産100台のマイクロカー「K-4」、志摩市の公売オークションに

光岡自動車限定生産100台のマイクロカー「K-4」、志摩市の公売オークションに

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 志摩市役所は11月12日、光岡自動車(富山県富山市)が100台限定で生産した1人乗りマイクロカー「K-4」をYahoo!オークションの「官公庁オークション」に出品し、オークションへの参加を呼びかけている。

光岡自動車のキットカー「マイクロカーK-4」のインパネ

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 出品された同車は、自分で組み立てる「キットカー」と呼ばれる小型車で、同社では1998年から「マイクロカー」として販売。出品された同型の車は、2006年11月から受注を開始し、2007年2月~8月に組み立て式と完成車合わせて162台が生産された。同車はそのうちの「組み立て式」として販売された100台のうちの1台(同社調べ)。

 スピードメーターとタコメーター、燃料計が中央にあるだけのシンプルなインパネ、「momo」製のステアリング。全体のデザインは1930年代のフォーミュラカーをイメージしたオープンボディーのシングルシーター。全長2,490ミリ、全幅1290ミリ、全高860ミリ、ホイールベース1,750ミリ。エンジンは、同社製の空冷2ストローク総排気量49cc。現在は生産終了。運転には普通自動車免許が必要。

 K-4のファンサイトを運営する福島県南相馬市在住の山崎潤一さんは「公道を時速60キロで走ることができる光岡自動車のマイクロカーは、車体が小さいのでその体感スピードは100キロ以上。燃費や維持費も安く、さらに注目度も大きい。これまで50万円以上で取引されていることを考えると、提示の見積価格で購入できればとても安い。(落札者には)K-4について維持管理など何でも気軽に相談していただければ」と話す。

 志摩市は、未収金対策の一環として滞納者から差し押さえた財産を「Yahoo!オークション 官公庁オークション」サイトを利用し、インターネット公売(せり売り)を実施。今回の出品は同車のほかにつぼや花瓶など14点で、公売財産をより有利に売却し少しでも滞納額を減少させるための取組として今回で7回目となる。

 落札までの流れは、参加申込期間(11月12日~24日23時)に参加申し込みを済ませ、公売保証金をクレジットカードで納める。入札期間(11月30日13時~12月2日23時)に各自入札。落札者は12月14日14時30分までに代金を納付する。

 公売財産下見会を11月19日10時~16時、志摩市役所1階101会議室で行う。

伊勢志摩経済新聞VOTE

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