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「紀州岩清水豚」を使った豚肉料理店が1周年-オーナーシェフはホルン奏者で画家

三重県産の「紀州岩清水豚」を使った肉料理が人気の飲食店「食の楽団 パブロ」

三重県産の「紀州岩清水豚」を使った肉料理が人気の飲食店「食の楽団 パブロ」

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 三重県産の「紀州岩清水豚」を使った肉料理が人気の飲食店「食の楽団 パブロ」(伊勢市岡本、TEL 0596-63-5826)が今年11月で1周年を迎えた。

「食の楽団 パブロ」の「紀州岩清水豚」の脂身はさわやか

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 オーナーシェフの西村充雄さんはホルン奏者で画家。高校時代から吹奏楽部に所属し、「アルプスの少女ハイジ」のテーマ曲やロッテ「ガーナチョコレート」のCMソングでホルンを演奏する故黒澤勝義さんに師事し、現在も地元で音楽指導などにも励む。15年前からは絵画も習い、店内にかかる絵はすべて西村さんの作品。店名の「パブロ」はチェロ奏者のパブロ・カルザスと画家のパブロ・ピカソのファーストネームから取った。

 同店は1周年を機に、「紀州岩清水豚」の肉料理の充実を図っている。メニューには同豚肉100%使用した手作りハンバーグや豚丼(各800円)、豚肉と野菜が入ったパブロ風タジン鍋(1,600円)などが人気だという。西村さんは「紀州岩清水豚を初めて食べたとき感動し、この豚をメーンにしたメニューを提供しようと決めた。肉のうま味と、さわやかな脂身が特徴」と説明する。

 紀州岩清水豚は、料理番組「どっちの料理ショー」(日本テレビ系)や産地直送情報番組「めっけMON!」(TBS系)などで「最高級豚肉」として紹介され話題になった。三重県熊野の山奥にあるカントリーファームにしうら(南牟婁郡御浜町)で飼育される豚。同ファーム専務の西浦示さんによると、品種はランドレース種と大ヨークシャー種を掛け合わせた豚に肉質の優れたデュロック種をさらに掛け合わせた混合種(LWD)、通常150~180日で出荷するところを200日以上の時間をじっくりかけ、国指定のワクチン以外の投薬を一切使わず、独自改良した飼料と山奥からわき出る岩清水を飲ませ、ストレスを感じさせない環境で、徹底した飼育管理の下、飼育しているという。

 西村さんは「『紀州岩清水豚』の味を最大限引き立たせる新作メニューをこれからもどんどん作っていく予定。気軽に立ち寄っていただければ」と話す。

 営業時間は17時30分~22時30分。毎週木曜と月1回不定期で日曜にランチ営業(11時30分~14時30分まで)。月曜、第1・3火曜定休。

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