志摩市内に営業所を持つ福祉タクシー専業事業者の「三重福祉タクシー」「心和福祉タクシー」「縁(よすが)福祉タクシー」が現在、祖父母との触れ合いを大切にしようと「スマイルフォトコンテスト」を実施している。
2009年7月に「め組福祉タクシー」(伊勢市下野町)が開業し、その後「日本福祉タクシー協会・三重支部」「め組福祉タクシーグループ」として自律分散協調型のネットワークで活動。現在、三重県内では21台、広域伊勢志摩圏内では9台が走行する。初乗り運賃(1.5キロまで)は630円。
コンテスト開催のきっかけについて、三重福祉タクシー の大山毅さんは「おじいちゃんやおばあちゃんを乗せながら話をしていると、お孫さんとのコミュニケーションが希薄になっていることをよく耳にする。何かできないか?と考え、家族の絆や地域のつながりを子どもたちにも意識してもらえるようにと、おじいちゃんやおばあちゃんの笑顔を写真に撮って送ってもらおうと考えた」と説明する。
応募資格は、三重県に住む18歳以下の生徒・児童。「おじいちゃん」「おばあちゃん」の笑顔が写っていることが応募条件。未発表の作品に限り1人5点まで。CDまたはフィルムを郵送するかメールで応募する。応募締め切りは8月31日。
応募先は、日本福祉タクシー協会志摩支部(志摩市志摩町和具1116、TEL 0599-85-2886、メール smile-photcon@zu10suki.net)。発表は10月5日、志摩市役所市民ギャラリーなどで展示公開を予定。