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ハーブ6種類と天日塩で作る「南伊勢町産マダイの冷薫」、出荷最盛期

ハーブ6種類と天日塩で作る「南伊勢町産マダイの冷薫」、出荷最盛期

ハーブ6種類と天日塩で作る「南伊勢町産マダイの冷薫」、出荷最盛期

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 マダイ養殖20年の岡水産(南伊勢町迫間浦、TEL 0599-64-3078)の「いぶしぎん 真鯛(マダイ)の薫製」の出荷が12月に入り、最盛期を迎えている。

「いぶしぎん 真鯛の薫製」を梱包する岡弘矢社長

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 同社社長の岡弘矢さんが2009年に開発した同商品は、約10センチの稚魚から約2年半を掛け60センチ、約1.5キロの大きさにまで育てたマダイを、注文の度に水揚げし、鮮度の高いうちに加工、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル分を多く含んだ自然結晶の天日塩と、6種類のハーブ(ローリエ、フェンネル、タイム、ジュニバーベリー、ホワイトペッパー、スターアニス)で約3時間味をつけ、水分を抜き、丸一日掛け乾燥させた後、約4時間リンゴの木のチップで15度~19度の低温の煙でいぶしたもの。

 岡さんは17歳から24歳までの7年間、鳥羽のホテルで和食の調理人としての修業経験を持つ。同商品に付ける「簡単レシピ」は全て岡さん自身がおいしいと納得し考案したもの。「鯛薫の頭のスープ」「鯛薫の握りずし」「絶品鯛めし」など9つのメニューを紹介する。

 「開発当初、塩とハーブの調合がとても難しく何度も失敗を繰り返した。ある時、ある人から伊勢のフランス料理店『ル・バンボッシュ』(伊勢市辻久留2)のオーナーシェフ福井隆一さんを紹介していただき、塩やハーブの配合など調理法を教えてもらい自信の品になった。一度食べていただいた方からの注文が年々増え、歳暮・中元のシーズンになると出荷作業で忙しくなるのでうれしい」と岡さん。リンゴの甘い香りがマダイの味を一層引き立てている。ぜひご賞味いただければ」と話す。

 約1.5キロのマダイ半分が入った1セットの価格は3,300円。

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