1994年4月22日に華々しくオープンした志摩スペイン村(志摩市磯部町、TEL 0599-57-3333)パルケエスパーニャが4月22日、20歳の誕生日・開園20周年を迎えた。
20周年を迎えた志摩スペイン村、エスパーニャカーニバル「アデランテ」
「志摩スペイン村20th アニバーサリー」企画の一つとして同園は、1994年4月22日生まれの人を対象に当日同園を訪れた人に10年分の入園パスポートと4,000円分の園内施設の利用券を進呈すると発表。当日に同園を訪れその権利を得た人は12人に及んだ。
当日さまざまな思いを持って訪れた20歳の成人に話を聞いた。大阪府出身の三宅萌さんは小学生のころからの「ミュージカルダンサー」になるという夢の実現に向け、大学でミュージカルを勉強中。「志摩スペイン村は今日で2回目。今回はエスパーニャカーニバルやフラメンコショーなどダンスやショーを中心に見て回ったが、とても刺激を受け、もっと頑張らないと!と思った。10年分のパスポートを頂いたので何度も足を運びたい」と目を輝かせた。
愛知県出身の中村隼大(はやた)さんは、「自分の誕生日の日付が書かれた志摩スペイン村のオープン当初のポスターの上に寝かされた写真を親に撮ってもらっていたので、なんとなく(同じ誕生日ということを)意識をしていた。今日が初めての入園だったがとても楽しく、また来たいと思った」と生後4カ月の時に撮影したポスターの上に寝転がる自分の写真を持参した。
同じ誕生日ということで同園オープン時に発行した記念のテレホンカードを大切に20年間保管し今回持参した女性や、ラグビー部の先輩たちが後輩である自分のために10年分のパスポートをもらえるというのでわざわざ運転して連れてきて誕生日を祝ってくれた男性など、さまざまな思いがあった。大阪出身の本部朝陽(あさひ)さんは「僕が誕生日だということを知ってわざわざ追いかけておめでとうと祝福してくれたスタッフに感動した」と満足していた。
12人の内訳は大阪府2人、奈良県2人、京都府1人、兵庫県1人、愛知県2人、三重県4人。
同園は、4月26日~5月6日までのゴールデンウイーク期間はナイター営業を実施。同園広報担当の柴原励治さんは「ナイトパレード・エスパーニャカーニバル『アデランテ』や花火と音楽の共演『ムーンライトフィナーレ』、光と音のファンタジア『イザベルの光』など、ナイター営業ならではのアトラクションをぜひ楽しんでいただきたい。ゴールデンウイーク後半は毎年混雑するので、前半の4月中がおすすめ。20周年の志摩スペイン村で楽しんでいただければ」と呼び掛ける。
通常の入園料パスポートチケットは、大人=4,900円、シニア(60歳以上)=3,300円、中人(中学・高校生)=3,900円、小人(幼児・小学生)=3,300円。14時以降から入園可能なアフタヌーンパスポートは、大人=2,100円、シニア・中・小人=1,600円。営業時間は、4月7日~25日・5月7日~7月18日=9時30分~17時、4月26日~5月6日=9時~20時(5月3日~5日は21時まで)。4月26日~5月6日までのゴールデンウイーク期間、ムーンライトパスポート(大人=2,900円、中人=2,400円、シニア・小人=1,900円)を発売する。