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ジュニアサミット交流事業で伊勢神宮や斎宮跡、高校生レストランなどを視察

ジュニアサミット交流事業で伊勢神宮や斎宮跡、高校生レストランなどを視察

ジュニアサミット交流事業で伊勢神宮や斎宮跡、高校生レストランなどを視察

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 「伊勢志摩サミット」の関連イベント「ジュニアサミット」4日目の4月25日は、鈴鹿サーキット(鈴鹿市)や松阪牛の牧場(松阪市)、伊賀忍者屋敷(伊賀市)、伊勢神宮(伊勢市)など三重県内の各地を訪れる交流行事が行われた。

【その他の画像】ジュニアサミット各国代表の高校生らが各地を訪問

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 G7主要国首脳会議に参加する7カ国の中高生(15~18歳の男女4人)計28人は、ナガシマリゾート(桑名市)を主会場に「次世代につなぐ地球~環境と持続可能な社会」をテーマに「気候変動」「経済格差」「人材育成」「ジェンダー(男女平等)」について活発な議論を繰り広げている。

 「伊勢志摩サミット」まであと1カ月と迫ったこの日は、4グループに別れて県内に残る伝統文化や名所、観光地などを視察した。Dコースに参加した7人は地元高校生らのアテンドを受けながら、伊勢神宮外宮(げくう)にある「せんぐう館」(伊勢市)と伊勢神宮内宮(ないくう)、「いつきのみや歴史体験館」(明和町)を回った。

 「せんぐう館」では外宮正殿と同じ構造物の前で学芸員の深田一郎さんから「20年に一度『式年遷宮』で建物や神宝を新しくするにはそのための準備をしなければいけない。もっとも大きい正殿の棟持柱に使うヒノキを山から伐り出すためには、100年以上前に計画しなければいけない」と説明を受けた。一行は、内宮で御垣内参拝を、いつきのみや歴史体験館では抹茶を一服した後、日本古来の装束に着替えて「すごろく」で遊んだ。

 Bコースは松阪牛の肥育農家を訪ね牛の世話をしたり、「高校生レストラン」としてドラマ化もされた相可高校(多気町)の生徒たちが調理し運営するレストラン「まごの店」で、だしとして使うためのかつお節を削ったり、松阪牛のすき焼き、だし巻卵、カリフォルニアロールを実際に調理体験し、昼食には高校生たちが作った料理を食べた。

 同26日はこれまで議論し合った内容をまとめそれぞれのグループごとで成果発表を行う。成果発表は「伊勢志摩サミット三重県民会議」のホームページでライブ配信(11時~12時)を行う。

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