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三重県総合博物館で伊勢志摩の宝一挙公開 全64面神島の謎の鏡や妙見菩薩など

三重県総合博物館で伊勢志摩の宝一挙公開 全64面神島の謎の鏡や妙見菩薩など

三重県総合博物館で伊勢志摩の宝一挙公開 全64面神島の謎の鏡や妙見菩薩など

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 三重県総合博物館「MieMu(みえむ)」(津市一身田上津部田)企画展示室で現在、伊勢志摩サミット開催記念として第11回企画展「伊勢志摩~常世の浪(なみ)の重浪(しきなみ)よする国へ、いざNOW!~」が開催されている。

【その他の画像】山下清さんが書いた伊勢志摩のポスター

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 伊勢志摩サミット開催と伊勢志摩国立公園指定70周年を記念して企画されている同展。伊勢志摩地域の魅力を人・モノ・文化の交流や信仰を切り口に紹介し、豊かな里海を再生する取り組みを通じて、伊勢志摩のこれからを考える。

 伊勢神宮の鬼門を守る寺として標高555メートルの朝熊岳(あさまだけ)の山頂に立つ金剛證寺(
こんごうしょうじ)所蔵の天照大御神(あまてらすおおみかみ)の化身と言われている「木造雨宝童子(うほうどうじ)立像」や「陶製経筒」「線刻阿弥陀三尊来迎鏡像(せんこくあみださんぞんらいごうきょうぞう)」は、普段一般公開されていない。

 吉永小百合さんや三浦(当時山口)百恵さんら有名女優がヒロイン役を演じ映画化もされた三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった神島(鳥羽市)の八代神社に奉納されている謎の「鏡」は、全64面が一堂にそろい見ることができるのは同展が初めて。

 読売新聞東京本社(東京都千代田区)所蔵で、かつて伊勢にあった常明寺岡崎宮妙見堂の「木造妙見菩薩(みょうけんぼさつ)立像」は1956(昭和31)年に同地を離れてから60年ぶり初めての里帰りを果たした。

 国宝、重要文化財など伊勢志摩の「宝」約580点が一堂にそろう。5月21日、6月19日には同館学芸員の宇河雅之さんによるギャラリートーク(11時~、14時~。各回約40分)も行う。

 開館時間は9時~17時(土曜・祝日は19時まで)。月曜休館。観覧料は一般=800円、学生=480円、高校生以下無料。6月19日まで。

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