「大矢浜海水浴場」(志摩市浜島町)周辺で7月3日、「伊勢志摩・里海トライアスロン」が開催され、初の試みとしてインターネットライブ中継を行う。
伊勢志摩国立公園指定70周年記念大会となる同大会。志摩地区は2021年開催予定の第76回国民体育大会(三重国体)・トライアスロン競技の会場にもなっている。
同大会は、スイム1.5キロ(750メートル×2周回)、バイク40キロ(20キロ×2周回)、ラン10キロ(3.3キロ×3周回+100メートル)の計51.5キロのオリンピックディスタンス(ショートディスタンス)と、3人が1組になって行うリレー合計51.5キロ(スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)の2カテゴリーを用意する。
インターネットライブ中継は、ドローン2台とスマホ6台を使い、上位選手を中継。それぞれの端末からの映像をユーチューブでストリーミング配信する。
志摩スポーツコミッション(志摩市阿児町)事務局長の石本直樹さんは「カメラの切り替え時などでオフラインなることもあると思うが、大会の全体の様子や上位選手の状況、志摩のきれいな景色を楽しんでいただけるのでは」と視聴を呼び掛ける。
「トライアスロンが今後さらに注目され、競技人口が増えるように、まずは観戦の一つの見方としてネット中継にチャレンジしよう思う。トライアスロンはメイン会場でのスイムの観戦は楽しめるが、バイクでは遠い距離では7キロ先からの折り返しとなり観戦が困難。今回、スマホを活用し会場内にいる人、自宅にいる家族や友人、今回参加できなかったトライアスリート、また三重国体を目指している選手らに見ていただければ」とも。
「昨年度のトライアスリートたちの大会人気ランニングで200大会中11位に入った。G7伊勢志摩サミットが開催された地でのトライアスロンとしてさらに知名度を上げ、三重国体へとつなげて行きたい」と意欲を見せる。