
「シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢(伊勢市観光文化会館)」(伊勢市岩渕、TEL 0596-28-5105)が4月26日から8月30日までの計8回、ドイツの哲学者ルドルフ・シュタイナーさんが考案した運動芸術「オイリュトミー」の健康講座を開催する。
オイリュトミーとは、言葉や音楽の響きを身体の動きで表現する運動芸術で、ギリシャ語で「調和の取れた美しいリズム」を意味し、母音、子音、音楽のリズムなどを、手足の動きで表現する。アントロポゾフィー医学の一環として、心身のバランスを整える治療法として、また子どもたちの成長を促す芸術の一つとして用いられている。
主催は、同館の指定管理者ケイミックスパブリックビジネス(東京都千代田区)。講師には、オイリュトミーを15年間指導する松本志摩さんが舞(踊り)を、津市と明和町で琴教室を開く伊藤昌子さんが琴を、それぞれ担当する。
松本さんは「オイリュトミーという言葉自体まだまだなじみがないが、美しい琴の音とともに心地よく体を動かすことで心身をほぐすことができるので、みんなで楽しく体の動き・呼吸・発声を学び、心身のバランスを整えてみては」と呼びかける。
講座は、4月26日=オリエンテーション、5月17日=言葉のオイリュトミー基礎(呼吸・発声力)、6月28日=音楽のオイリュトミー基礎(聴力)、7月12日=言葉のオイリュトミー応用、同21日=音楽のオイリュトミー応用、8月11日=全体練習、同16日=リハーサル、同30日=発表会。
開講時間は各講座とも10時~11時30分。料金は1回500円(高校生以下300円)。定員は各回20人、先着順。