国内唯一の全米女子プロゴルフ協会(LPGA)公式戦「ミズノクラシック」が11月6日から8日まで、近鉄賢島カンツリークラブ(志摩市阿児町鵜方)開催されている。11月7日、志摩市は市内の小学4年生から中学生までの子どもたちを対象に「ミズノクラシック伊勢志摩ゴルフトーナメント見学・体験教室」を企画し、子どもとその保護者ら56人が大会会場を見学した。
18番ホールで記念撮影をする「ミズノクラシック舞台裏見学ツアー」参加者
参加者は、ゴルフトーナメントの大会運営本部やテレビ放送の岡本綾子さんが解説する解説ルーム、選手のインタビュールームなどを見学。ゴルフボールや観戦用チェアなどのお土産も付き、その後の観戦も無料でできる優待ぶりに満足そうだった。
同ゴルフ場の6番ホールの裏に家があるという山崎将弘さんの子、祐真さん(小学4年)は「家の裏でゴルフ大会の声援が聞こえていたので不思議だったが、どういう様子かわかったので、面白かった」と自宅の裏の騒ぎに納得していた。
毎日放送(MBS)のテレビスポーツ部・宮前徳弘部長は子どもたちに「皆さんのまちが世界中に発信され、少しでも地域貢献できるようにがんばっている」と子どもたちに語りかけた。
同社事業部副部長の末次平八郎さんは参加した子どもたちへのメッセージとして「子どもたちに、こんな大きな大会が自分たちのまちで行われて、世界のトッププロが戦っていることを誇りに思って欲しい――。と伝えたい」とツアー企画への思いを訴えた。
今大会には、全米女子賞金ランキング1位で昨年の同大会優勝者の申智愛(シンジエ)選手と2位の宮里藍選手の戦い、世界ランキング1位のロレーナオチョア選手(メキシコ)の初参戦、上田桃子選手の大会2勝目、日本賞金ランキング1位の諸見里しのぶ選手など人気選手が数多く参加し、白熱した戦いを繰り広げている。優勝結果は今日14時30分ごろ決定する。