「わらいふまつり」志摩の2人の女性が主催-手作りの温かさを伝えたい

伊勢志摩に住み手作りの品を販売している人たちの輪で、会場は盛り上がっていた。手作りの「わらいふまつり」。

伊勢志摩に住み手作りの品を販売している人たちの輪で、会場は盛り上がっていた。手作りの「わらいふまつり」。

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 志摩市に住む祥子さんと久美子さんが手作りの温かさを伝えようと10月18日、手作り市「わらいふまつり」を代々木高校(志摩市阿児町神明)で開催した。

色鮮やかなカラーリングを施したオリジナルろうそく。志摩「わらいふまつり」で

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 「わらいふまつり」の名前の由来を二人は、3つの「わ」、「環」=「私たちが生きていく上で、必要な環境を与え続けてくれているこの地球を愛しましょう」、「輪」=「全てはつながりを持っています。みんなで輪を作りましょう」、「和」=「日本の文化『和』を愛しましょう。みんなで平『和』を目指しましょう」と説明。その実現のための小さな一歩として企画した。

 伊勢志摩で活躍する若手アーティストや、定年退職後趣味を生かしてビジネスとして展開する手作り工房オーナーなどが参加。出品された作品、商品のほとんどが手作りによるもの。

 出品は、せっけん、笑ぱん、草木染、手描きアート、ガラスアート、キャンドル、木工、ヘンプアクセ、革製品、天然酵母パン、アクセサリー、焼菓子、コーヒー、しめじごはん、栗ごはん、ベジタリアンスイーツなど。入場者は、実際に作った本人との会話を楽しんでいた。

 久美子さんは「既製品ばかりが氾濫する社会環境の中で、手作りの温かさに気づいてほしい」と話す。「次回も開催したい」と意欲をみせる。

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