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エリア特集2008-07-30

「岩戸の塩」と「真珠の塩」対決
伊勢志摩の「ご当地塩」を使ったアイスが人気に

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 全国的な塩ブームの中、伊勢志摩でも「ご当地塩」の需要が拡大している。中でもアイスクリーム、ソフトクリームに「ご当地塩」を使用した「塩アイス」に人気が集っている。

■「岩戸の塩」
 昔から伊勢神宮の塩を作ってきた歴史を持つ二見町の旅館岩戸館(伊勢市二見町茶屋、TEL 0596-43-2122)の女将(おかみ)百木智恵子さんが手がける「岩戸の塩」は、五十鈴川と伊勢湾の合流する二見神前(こうざき)海岸の満ち潮時の海水を汲み上げ精製する。

■「真珠の塩」
 一方、南伊勢町・相賀浦から汲み上げた海水をアコヤガイ(真珠貝)と本物の真珠と一緒に炊き上げ作る西則孝さん(度会郡南伊勢町伊勢路、TEL 0599-65-3966)の「真珠の塩」。

 どちらも塩ブームに乗り、雑誌やメディアで取り上げられ、県内はもとより県外からの注文も多く入っている。メディアへの露出と共にブランド化され、さまざまな食べ物、加工食品などで使用され、商品そのものの付加価値を高める一役を担っている。

 今特集では、広域伊勢志摩圏内の「岩戸の塩」と「真珠の塩」を使ったアイスクリーム、ソフトクリームに注目した。今年の夏は「塩アイス」対決の序章の始まりになりそうだ。

■「岩戸の塩」を使用するアイス

岩戸の塩

まるはまの「岩戸の塩ソフト」 二見浦・興玉神社前に店を構える「まるはま」(同、TEL 0596-43-2018)の「岩戸の塩ソフト」(250円)。同店の濱千代智章さんは「岩戸の塩を使った商品で地域を盛り上げたい」と思い、昨年9月に販売を開始。多い時で200個を売り上げる。クリームあんみつ(650円)や小倉アイス(450円)にも塩アイスが乗る。営業時間は9時~17時。(さっぱりタイプ)

ミネルヴァの「岩戸の塩ジェラート」 鳥羽市駅前「鳥羽一番街」内の「ミネルヴァ」(鳥羽市鳥羽1、TEL 0599-26-2082)は「岩戸の塩ジェラート」(320円)が一番人気。富士山麓で育った丹那牛の搾りたて生乳をベースにしたジェラートに岩戸の塩を配合。「塩アイスを作ろうと試行錯誤し、いろいろな塩で試したが、さっぱりとして深みのある味に仕上がったのが結局地元の『岩戸の塩』だった」と同店の原田稔子さん。2005年春ころから販売し、1日400個近くを売り上げたこともある。営業時間は平日9時~18時、土曜・日曜日9時~18時30分。(さわやか濃厚タイプ)

手作りジェラート「ミネルヴァ」

■ 「真珠の塩」を使用するアイス

真珠の塩

伊勢志摩ロイヤルホテルの「真珠の塩入りソフトクリーム」 「第7回日経レストランメニューグランプリ」を受賞した伊勢志摩ロイヤルホテル(志摩市磯部町的矢、TEL 0599-55-2111)洋食調理部の遠山嘉明料理長のオリジナル「真珠の塩入りソフトクリーム」(350円)。遠山シェフが約3年前に地元の特産品を生かしたソフトクリームを――と考案。四日市のゴマを使った胡麻のソフトクリーム(同)、真珠の塩と胡麻のミックス(同)も好評だという。宿泊者以外でも気軽に注文できる。1階ティーラウンジ・シーサイドにて。営業時間は8時~18時。(濃厚タイプ)
伊勢志摩ロイヤルホテル

道の駅伊勢志摩の「真珠の塩ソフトクリーム」  「道の駅 伊勢志摩」(志摩市磯部町穴川、TEL 0599-56-2201)の伊勢志摩物産館内に店舗を構えるノベルティーフーズ(松阪市)では「真珠の塩ソフトクリーム」(300円)として、今年7月2日から試験販売し、好評なことから本格的な販売に乗り出した。7月20日には約130個を売り上げた。名阪国道「道の駅 針テラス」(奈良県)内に出店する姉妹店でも販売を開始し「伊勢志摩発」としてこの夏の目玉商品に位置づける。営業時間は9時~18時。(さっぱりタイプ)

 そのほか広域伊勢志摩圏以外では、「ミルクパレットby中村牧場」(津市)では2年前に「真珠の塩ジェラート」(260円~400円)を販売、三重県産の抹茶、ゴマなどと共に人気商品となっている。「みそカツ丼アイス」や「名古屋きしめんアイス」など変わりダネアイスで話題の尽きない「茶っきり娘」(名古屋市)の「天然真珠の塩アイス」(263円)は昨年販売を開始し定番商品としてこちらも人気が高い。

ミルクパレットby中村牧場茶っきり娘

■ 今後の展開予想

 百木さん、西さんに聞くと、共に現在、アイスを含めた新商品への使用許諾オファーや相談があり、近日中に販売される商品もあるのでは――と話す。「塩」はほとんどの食品で使用され、また導入が容易にできることから、全国的にも「ご当地塩」を使用した商品の種類が増加傾向にある。

今後益々、特色を生かした「ご当地塩」入りの加工食品、土産物などの新商品開発に拍車がかかると思われる。ソフトクリームに至っては味のバランスさえ調整すれば、すぐにでも地域の特色を生かしたソフトクリームに変身させることができるため、新たな店舗での新・塩ソフトクリームが生まれる可能性は大きい。この夏が楽しみだ。

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名古屋の「茶っきり娘」、真珠塩アイス発売(伊勢志摩経済新聞)表参道に全面「塩」のソルトスタジオ(シブヤ経済新聞)

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