地方にもじわじわ広がるハロウィーン 誰もが気軽に仮装してパーティー気分に
志摩スペイン村パルケエスパーニャ(志摩市磯部町、TEL 0599-57-3333)で9月15日~10月31日の期間、スパニッシュスタイルなハロウィーンイベント「ハロウィーンフィエスタ」が展開されている。
毎年10月31日に行われるハロウィーンは、もともと秋の収穫を祝う祭り。今では本来の意味合いが薄れながら日本風に進化して、仮装して楽しむイベントとして定着していった。国内においては東京や横浜など大都市圏では、10月の週末になると仮装した若者たちが街に繰り出す様子が多く見られる。電車の中で多くのモンスターと遭遇する機会も増えたはずだ。
そんな日本風「ハロウィーン」だが、次第に地方にも浸透を始めている。地方ではまだまだ本格的に仮装をして楽しめる場所(環境)が整っていないことなどが理由で、盛り上がりに欠ける部分はあるが、年々ゆるやかながらも日本風「ハロウィーン」文化が広がり始めている。
スペイン人ハロウィーンキャストに「オラ!トリック オア トリート!」と合言葉を唱えるとお菓子がもらえる企画やフラッシュ撮影すると不思議な写真が撮れる高さ4mのカボチャのモニュメント前は毎年長い列に。ブロックをある角度から撮影すると「HALLOWEEN」の文字が浮かび上がる不思議な形のフォトスポットも人気だ。
ハロウィーン限定のレストランメニュー。激辛ロシアンルーレットスイーツ
レストラン「エルパティオ」では1日5セット限定約5人前のみんなで楽しめる1つだけ激辛スイーツが入った「ハロウィーンデザートパーティー~激辛ロシアンルーレット~」(5,000円)を提供。柴原さんは「激辛過ぎて大丈夫か心配したが、みんなで楽しんでいる様子を見てとても微笑ましかった」と話す。
柴原さんは「地方に限らず普段通りの生活していると、人は日常の生活になかなか変化を付けることができなくなってしまう。いつもと少し違うこと=仮装をすることで、日常の生活に少し変化が生まれ、心も身体もリフレッシュすることができる。そんなイベントがハロウィーンだと思う。志摩スペイン村ではゆるーい仮装から、本格的な仮装まで自由に楽しんでいただける最高の場所。パーク支配人もある時仮装して、みなさまの前に立つこともあるので、お見逃しなく」とも。
入園パスポート料金は、大人=5,300円、中人(中学・高校生)=4,300円、小人・シニア(60歳以上)=3,500円。14時以降からの入園者対象のアフタヌーンパスポートは、大人=2,300円、中人・小人・シニア=1,700円。10月の営業時間は、9時30分~17時(土曜日曜祝日は9時30分~18時)。