志摩の海女をモデルにした撮影会が3月26日、志摩市の海女小屋(志摩市志摩町越賀)と市後浜(阿児町志島)であった。主催は志摩市観光協会(阿児町鵜方)。
約100人のアマチュアカメラマンらが参加した同撮影会は、白装束の海女着を着た海女を撮影できることから毎年人気が高い。この日は快晴で天候にも恵まれ参加者は、思い思いのポーズを3人の海女に要求し、話しかけたりしながらシャッターを切った。
開会に先立ち同協会長の木村圭仁朗さんは「東日本大震災がありこのイベントも中止を考えたが、自粛、自粛では日本全体を考えたときにマイナスになり良くない。少しでも日本を元気にするためにも開催を決行した。被災者の方々にも喜んでいただけるようなすばらしい作品を撮っていただければ」と挨拶した。会場には義援金箱も設置され参加者に募金の協力も促した。
第1部では海女小屋で休む様子を、第2部では会場を移動し、白浜と岩場のある市後浜で撮影した。昼食には志摩の郷土料理「てこねずし」を楽しんだ。
同協会では、同時に「志摩の海女 写真コンテスト」(締め切り4月20日まで)を開催中。