伊勢茶を使用したオリジナルスイーツと日本茶のテークアウト、飲食スペース・和カフェを持つ店「おちゃらく」(伊勢市御薗町、TEL 0596-23-1191)が8月6日、国道23号線沿いのテナントにオープンした。
店舗には、「伊勢茶」と書かれたスギの茶箱が何段も積み上げられた棚にオリジナルスイーツのテークアウト用ケースと13席のカフェスペース。
「三重県の茶『伊勢茶』を多くの人に知っていただき、お茶をもっと楽しんでもらえるように――」と同店代表の鈴木雄一朗さんと副代表の山際敏洋さん。2人は約1年前から商品開発などを行い本日のオープンにこぎつけた。
伊勢茶は、四日市市水沢(すいざわ)地方で生産される茶を中心に、「かぶせ茶」(100グラム=1,260円)、「煎茶(せんちゃ)」(1,050円)、「ほうじ茶」(525円)、「おちゃらく茶(煎茶)」(630円)とゆずの皮とブレンドしたオリジナルフレバーティー「ゆずせんちゃ」(630円)を提供、ギフト用にメタルグリーンのオリジナル茶缶(約150グラム入り)と箱(315円)も用意した。伊勢茶を原料にしたオリジナルスイーツは、「半熟チーズケーキ(抹茶・ほうじ茶)」(1,050円)、「生チョコ(抹茶・ほうじ茶)」(1,260円)、「抹茶ロール」(1,470円)など。
会員になると特製の茶缶(100グラム)がもらえ、次回以降茶缶を持参すると量り売りにも対応、2割引になる特典もある。カフェスペースでは、同店で販売する伊勢茶とスーツのセット「ろーる らくちゃプレート」「ちーず らくちゃプレート」(各840円)などを提供する。
鈴木さんは「今後はさらに和菓子などのスイーツの充実を図りながら、伊勢茶を楽しんでもらえる時間の充実に取り組みたい。伊勢茶にハイビスカスやローズヒップなどを入れたオリジナルのフレーバーティーで季節を感じるお茶の提供にも努めたい。伊勢のお土産として観光施設でも販売していただけるように営業もしたい」と意欲を見せる。
営業時間=10時~19時。