金沢生まれのカレー専門店「カレーのチャンピオン 伊勢店」(伊勢市小俣町、TEL 0596-28-5115)が9月16日、三重県初の店舗としてオープンした。
カレーのチャンピオン伊勢店、ルー仕込(こねこね)中の女性店員
同店本部のチャンピオンカレー(石川県石川郡)は、もともと1961(昭和36)年に金沢市で開業した「洋食タナカ」の人気メニューだった「カツカレー」をメーンメニューに、カレー専門店として1992(平成4)年からフランチャイズ展開を開始。今年ちょうど創業50周年を迎えた。北陸地方では「チャンカレ」の愛称で親しまれ、創業当時から現在まで引き継がれるカレーは、名峰白山の伏流水を使用するなど原材料にもこだわり、粘度が高く濃厚な味が特徴。
ステンレス製の器にキャベツの千切りと揚げたてのカツ、白いご飯にカレールーをかけ、フォークで食べる独自スタイルで北陸地方を中心に店舗数を増やしている同店。伊勢店はフランチャイズ店として、同グループ39店舗目になる。
同店オーナーで店長の松崎雅文さんは「以前チャンピオンカレーを食べた時においしくて癖になり、三重県で開業したいと思っていた。念願が叶った」と出店の経緯を告白する。席数はカウンター15席とテーブル12席を合わせた27席を設置した。
メニューは、一番人気の「Lカツカレー」レギュラー(780円)、ジャンボ(880円)のほか、「ウインナーカレー」「エビフライカレー」「クリームコロッケカレー」レギュラー(各680円)、ジャンボ(各780円)など。メーンの「Lカツカレー」は、11時~17時のランチタイムには100円引きになる。5人前1キロ入りレトルトパック(950円)、ハーフ2.5人前500グラム入りパック(500円)などの販売も行う。
松崎さんは、「金沢で学生時代に食べていた味を懐かしく思い、オープン日にわざわざ食べに来てくれた人もいた。『チャンカレ』が伊勢でも認知されるように頑張り、近い将来2号店、3号店と店舗を増やしていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は、11時~22時30分。