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伊勢の老舗バー「レシピ」、古民家を再生し伊勢神宮外宮近くに移転

伊勢の老舗バー「レシピ」、古民家を再生し伊勢神宮外宮近くに移転

伊勢の老舗バー「レシピ」、古民家を再生し伊勢神宮外宮近くに移転

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 今年で開業24年目を迎える伊勢の老舗バー「Bar Recipe(バー レシピ)」(伊勢市本町、TEL 0596-27-2447)が昨年10月、藤里町から伊勢神宮外宮近くに移転し、和モダンに再生した古民家で再スタートを切った。

古民家を改装した伊勢の老舗バー「Bar Recipe」

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 同市一之木で約18年間、藤里町で約6年間営業を続け地元客に愛されてきた同店。3回目の移転で新たに、伊勢神宮外宮からも、JRと近鉄が乗り入れる伊勢市駅からも近い場所にあった古民家を再生させた。もともとあった部屋はほとんど手を入れず、バーカウンターと調理室を新たに設け、店内の照明、ふすま絵などで和モダンに演出する。カウンター5席、4テーブルの計24席。

 店主の油家哲夫さんは「古民家の風合いをできるだけ残したいと思い、板間の押し入れをそのまま活用し一部をウイスキー棚に作り変えた。ふすま絵は、伊勢市在住の中村仁志先生(画家)に無理を言って描いていただいた」と話す。

 アルコール類は100種類以上を用意。ワインやビール、オリジナルカクテルなどを1杯630円から提供する。オリジナルカクテルには、外宮の勾玉(まがたま)池に浮かんだ月をイメージした「MOON」、足元が見えなくなる(暗くなる)ほど足に効き酔いが回る「LIGHT HOUSE」(以上840円)、地元の元坂酒造(多気郡大台町)の地酒「八兵衛」が入る「KURENAI」(735円)など、地元にちなんだものも。

 フードメニューは、ツナバゲット(300円)、鳥羽市浦村産カキのオイル煮(600円)、蓮台寺柿の干し柿のカットが入るチーズ5種盛り合わせ(1,400円)、冬季限定のバーニャカウダー(600円)、チーズフォンデュセット(1,800円=要予約)などで、野菜はできるだけ地物を使う。サラダとドリンクが付く「お米のランチ(一汁三菜)」「根野菜のカレー」「オムライス」(各800円)などランチメニューも提供する。コーヒーは、ティータイム=350円、バータイム=630円。

 「こちらに移転してから、地元の方だけに限らず観光客やビジネスマンの方も多く立ち寄っていただけるようになった。人と人がつながっていく場所になれれば」と油家さん。

 営業時間は10時~24時。木曜定休。

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