玉城町の農業観光公園「アスピア玉城」(度会郡玉城町)内にある「ふるさと味工房アグリ」(TEL 0596-58-8686)で9月8日・9日、地元で取れたばかりの新米で作ったおにぎりが大人1人200円(子ども=100円)で食べ放題になる食のイベントが開催されている。
「新米おにぎり食べよう会」と題した同イベントは、別館の「アグリの米工房」で10時~12時までの2時間限定のタイムサービスイベントで今年5年目。町内の農家が作った新米のコシヒカリを炭火とカマドで炊き、その場で熱々を握り、食べてもらおうというもの。
伊勢市内在住の小学3年生の中村日南(ひな)さんは、昨年初めて参加しておいしかったので、と祖母と2度目の参加。中村さんは「新米のおにぎりはとてもおいしいから」と小さな体でおにぎり5個を平らげた。
同施設を運営する玉城アクトファーム(同)の野口好久社長は「昨年は16個食べた強者も(笑)。出来立ての新米を食べてもらいたくて開催している。おにぎりの中の梅干しも付け合わせのたくあんももちろん地元産。玉城町の農産物のおいしさを多くの人に知ってもらいたい」と話す。
「ふるさと味工房アグリ」は、地元で取れた新鮮な野菜、玉城豚を使った精肉や加工食品などの販売と、ソーセージ作りやパン作りの体験、農業体験イベントなどを運営する。「アスピア玉城」には、入浴施設玉城弘法温泉「玉城ふれあいの館」などがある。来週16日には、手植え・手刈りし、はさかけした稲を足踏み脱穀する農業体験がある。