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三重県の国道42号線舞台の映画「ROUTE42」-高岡蒼佑さんら舞台あいさつ

三重県の国道42号線舞台の映画「ROUTE42」-高岡蒼佑さんら舞台あいさつ

三重県の国道42号線舞台の映画「ROUTE42」-高岡蒼佑さんら舞台あいさつ

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 伊勢志摩から東紀州を通る国道42号を舞台に展開する映画「ROUTE42(ルート42)」の先行上映会が11月23日、鳥羽市民文化会館(鳥羽市)と映画館「伊勢進富座」(伊勢市)であり瀬木直貴監督と俳優の高岡蒼佑(そうすけ)さんが舞台あいさつを行った。

舞台あいさつをする高岡蒼佑さんと瀬木直貴監督

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 今年7月31日~8月17日に撮影された同作品は、四日市市出身の瀬木監督、総合プロデューサーに尾鷲市出身の和田敦也さん、音楽を明和町出身の長岡成貢さんがそれぞれ担当し作り上げた。国道42号で結ばれる2つの聖地「伊勢」と「熊野」を舞台に、4人の若者が生と死に向かい合い葛藤しながら、死んだ者に会えるという黄泉(よみ)の国「根の国」熊野を目指す青春ロードムービーだ。

 高岡さん演じる伊藤龍也が、鳥羽水族館で(鳥羽市)でプロポーズし伊勢神宮で結婚を誓い合った菊池亜希子さん演じる恋人の陽子を交通事故で失ってしまう。会社を辞め全てを終わりにし陽子の元へ行こうと思っていた龍也の前に、陽子とうり二つの女性、高橋友梨(菊地さんの一人二役)が現れる。龍也は友梨を乗せて「根の国」を目指し国道42号線を疾走する…。矢田亜希子さんも特別出演で登場する。

 鳥羽での舞台あいさつで高岡さんは「伊勢志摩は、海もきれいで食べ物もおいしいので、大好きな場所。鳥羽はなんだかパール掛かっているように見える(笑)」と会場を沸かした。瀬木監督は「撮影には早朝や夕方の太陽の光を使い、自然光にこだわった。映画を通して三重の美しい風景や、見終わったときの生きる喜びを感じてもらえれば」と話す。

 先行上映会は、映画館「伊勢進富座」(伊勢市)で12月13日まで(10時~、12時~、14時~、15時45分~)。県内のそのほかの地域での上映会も準備中。先行上映の入場券は、当日券=1,500円、前売り券=1,000円。チケット売り上げの一部(1枚につき100円)が昨年9月の台風12号で被害を受けた被災地・紀宝町の復興支援に充てられる。

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