日本を代表する建築家・村野藤吾さんによる設計で、山崎豊子さん原作の小説「華麗なる一族」の舞台となり、同名の映画やドラマのロケ地にもなった志摩観光ホテル・クラシック(志摩市阿児町、TEL 0599-43-1211)で現在、オールハンドメードのバレンタインチョコレートが販売されている。
志摩観光ホテルのシェフパティシエの佐藤利昭さんが作るチョコレート
ベルギー産ホワイトチョコレートに伊勢茶を練り込んだ「伊勢茶の生チョコ」、同じくベルギー産のカカオ分の高いクーベルチュールを使い甘さを控えた「チョコレート・クリュ」(以上12個入り、1,200円)は、5回目のバレンタインデーを志摩で迎えるシェフパティシエの佐藤利昭さんが作る定番の人気チョコレート。
今年のオリジナルチョコレートは、アールグレーとミルクチョコレートを混ぜたムースと酸味を効かせたレモンクリームを、つやを出しつつ分厚くならないようにチョコレートでコーティングした「テ・シトロン」(要前日予約、2,300円)とハート型のフランボワーズ、三重県産のユズを使ったホワイトチョコレートなど5種類のチョコレートが入る「ボンボンショコラ」(限定100セット、1,800円)を用意した。
佐藤さんは「『テ・シトロン』はアールグレーの香りをミルクチョコに閉じ込めたレモンティーを意識したチョコレート。『ボンボンショコラ』のチョコレートには1個を作るのに2日間6工程以上かかるものもある。全て当ホテルで手作りした」と説明する。
「伊勢茶の生チョコ」「チョコレート・クリュ」はネットショップでも購入可能。問い合わせは同ホテルまで。