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「だいすき」の優しさをふんわり柔らかティッシュで-鳥羽で言葉と絵のメッセージ展

「だいすき」の優しさをふんわり柔らかティッシュで-鳥羽で言葉と絵のメッセージ展

「だいすき」の優しさをふんわり柔らかティッシュで-鳥羽で言葉と絵のメッセージ展

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 直感で感じた言葉を書や絵で表現し作品にする伊勢の「田舎詩人・感謝人(かんしゃびと)」こと角谷行洋さんが現在、鳥羽のショッピングプラザ「ハロー」(鳥羽市大明西町)の2階催事場で作品展「本来のあなたをとりもどそうよ 虹と言葉と絵のメッセージ展」を開催している。

田舎詩人・感謝人さんによる個展

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 角谷さんは2009年、ストレスによる脳梗塞を患い約1年6カ月間の自宅療養生活を強いられた。その時に家族や友人の優しさに触れ、2011年に定年退職を迎えると、何か人に喜んでもらえることをしよう──と言葉と書による創作活動を開始。昨年5月に初めての個展を伊勢シティホテルで開催。それを見に来た人の誘いで伊勢北浜郵便局で2回目を、9月に松阪市の老伴・柳屋奉善(おいのとも・やなぎやほうぜん)の喫茶部で3回目の個展を開催した。今回の個展は4回目となる。

 「あなたも逆の立場になると変わるかもしれないね」「結局さいごはその人のお人柄かな」「のびちじみできるものさし持とうよ」など書による言葉やiPadで描いた絵など計38点の作品を展示する。

 「僕の場合は、書を書くというよりも絵を描く感覚で『言葉を描く』というイメージ」と角谷さん。「『だいすき』という言葉をもっと優しく表現するにはどうしたらいいだろう?と考えていたら、そこにあった『scottie(スコッティ)』のティッシュペーパーの箱が目に入り、『これなら、ふんわり柔らかい』とティッシュペーパーに墨を付け書いた」と説明する。

 角谷さんは「人の思いや感情、心の動きをどのようにして書けば一番伝わりやすいかをいつも考えている。ストレス社会に、少しでもほっとしてもらえるように、心が元気になるように、『言葉のベンチ』を設けたい」とも。

 開催時間は9時~20時。

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