志摩市出身の演歌歌手・山崎豊成さんが1月31日、初のミニアルバム「893 BRO(兄弟)」を自身が代表を務めるMie-Gen Music(ミエゲンミュージック、以下MGM)よりリリースした。
志摩市出身の演歌歌手・山崎豊成さんがミニアルバム「893 BRO(兄弟)」リリース
ボランティアでお年寄りたちが集う施設などで歌を歌う慰問活動や、地域を元気にしようと活動するNPO「三重を元気にしよう会」などで社会貢献活動を行う山崎さんは、これまでシングル5枚、アルバム2枚をリリースする演歌歌手。吉田英男さんは元公務員で、現在は京都在住の会社経営者。「お互い誕生日が1967年1月生まれ。初めは冗談でCDを出そうと言っていたのだが、気が付けば本当にリリースしていた(笑)。『演歌とラップ』という異色の組み合わせにふざけず本気で取り組んだ」と山崎さん。
全5曲「Bro(ブロー)」「ichizu(待ち続ける女)」「一人日本海」「男の花道」「ふるさと恋し」を収録した同アルバム。作詞・作曲・編曲全てを山崎さんが行った(「一人日本海」「男の花道」の2曲に吉田さんが作詞、編曲に向本知良さんが加入)。
「タイトルの『893(はちきゅうさん)』には、演歌の薬味(やくみ=893)にラップが入っているという意味を込めた。『人の心』『友情』『夢への真っすぐな気持ち』『日本人の心』などを演歌とラップで歌った。演歌離れしている若者が『演歌っていいなって』思い、演歌を聞くきっかけになればうれしい」と話す。
価格は1,200円。購入希望者はフェイスブックページからのメッセージ、もしくはマネージャー(担当=井上啓俊さん、TEL 090-1562-1327)まで。
MGMは、NPO「三重を元気にしよう会」からスピンアウトし、現在は独立し三重で活動するアーティストの育成、応援を基本に活動。志摩のご当地アイドルユニットの「JuRias(ジュリアス)」のCDやプロモーション、マネージメントなどを実施する。