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春の伊勢に「威勢」運ぶ-「神宮奉納大相撲」優勝は白鵬

春の伊勢に「威勢」運ぶ-「神宮奉納大相撲」優勝は白鵬

春の伊勢に「威勢」運ぶ-「神宮奉納大相撲」優勝は白鵬

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 春の伊勢に「威勢」を運んで来る「神宮奉納大相撲」が3月31日、神宮会館(伊勢市宇治中之切町)内の神宮相撲場で行われた。主催は、伊勢神宮崇敬会(会長=豊田章一郎さん)。

雨の宇治橋を渡る力士たち

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 毎年恒例となり今回で58回目を数えた「神宮奉納大相撲」。11時、五十鈴川に架かる宇治橋を横綱白鵬や日馬富士ら力士が神職の先導により渡った。伊勢神宮内宮神苑(しんえん)では、「三役そろい踏み」(稀勢の里、琴欧洲、鶴竜、琴奨菊、豪栄道、把瑠都、栃煌山、安美錦)のほか、白鵬(太刀持ち=魁聖、露払い=旭天鵬)と、日馬富士(太刀持ち=安美錦、露払い=宝富士)による不知火(しらぬい)型の「手数(でず)入り」(土俵入り)の奉納が行われた。約7500人の相撲ファン、参拝者らが雨の神苑に詰め掛けた。

 同相撲場では、7時から稽古相撲や、十両、幕下、三段目などの力士による取組が行われたほか、禁じ手を紹介する「初切(しょっきり)」やのど自慢の力士が歌う「相撲甚句」なども披露された。幕内力士によるトーナメント選士権では、白鵬が稀勢の里を引き落とし優勝。小さな子どもたちからの「白鵬~、頑張れ~」などと一生懸命な声援が飛ぶと、観客からはその声援に笑みがこぼれる場面も。会場は、約3100人の観衆で埋まった。

 志摩市在住の山本さんは「8年前から相撲ファンになり、今回初めて本物の相撲を見せていただき感動。白鵬さんすてき。今が一番幸せな時かも(笑)。地元出身の浜口君の後援会にも入ったので地元力士として活躍してほしい」と話していた。

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