太陽と富士山が夫婦岩の間から一直線上に-伊勢・二見興玉神社境内で

夫婦岩の間から太陽と富士山一直線上に-伊勢・二見興玉神社境内で(写真提供は李相海さん)

夫婦岩の間から太陽と富士山一直線上に-伊勢・二見興玉神社境内で(写真提供は李相海さん)

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 二見興玉神社(伊勢市二見町)の境内に架かる富士見橋の上から6月13日と14日の早朝4時40分ごろ、夫婦岩の男岩と女岩に掛ける大しめ縄の間から直線距離で約200キロ離れた富士山と朝日が重なった。14日は雲もなく富士山のシルエットがくっきりと現れた。

夫婦岩の間から太陽と富士山が重なった

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 夏至(今年は6月21日)には毎年、夫婦岩の前の海に男性はふんどし、女性は白衣、頭には鉢巻を巻いて禊(みそぎ)を行う「夏至祭」が行われる。夫婦岩の間から富士山と朝日が重なるのは6月の約2週間だけだが、梅雨入りと重なるため観測できる確率は極めて低い。

 13日は、広域伊勢志摩圏内の至るところで富士山が観測され、志摩市阿児町安乗(あのり)や志島(しじま)からも水平線の上に「巨大な島」が浮かんだ。内陸部の多気町からもくっきりと撮影されたが、残念ながら夫婦岩からは少し雲がかかって美しい富士山のフォルムを見ることができなかった。

 14日は、絹の羽衣をまとったように薄っすらと雲がかかっていたが日の出時刻になるとベールの中から明るい光を放ちながら丸い太陽が富士山のシルエットを際立たせながら現れた。富士山の左肩から現れた太陽はやがて頂上に達して富士山に丸い帽子をかぶせたような形になった。

 鳥羽シーサイドホテル(鳥羽市安楽島町)国際担当で、日本の素晴らしさを中国に発信する李相海(リ・シャンハイ)さんのホームページは累計アクセス数は6000万以上を誇る。2日連続で夫婦岩からの富士山の撮影に成功した李さんは「昨日と今日、夫婦岩からの富士山と朝日の撮影に行ってきたが、本当に最高だった。梅雨の時期にこんな美しい朝日が出るなんて…。地元はもちろん、伊勢志摩にこんな素晴らしい風景があるということを広く多くの人に伝えたい」と話す。

 伊勢志摩で最も高い標高555メートルの朝熊岳(あさまだけ)まで車で山頂まで登ることができる観光有料道路「伊勢志摩スカイライン」(伊勢市朝熊町)を管理する三重県観光開発(津市)は、6月20日~22日の3日間限定で早朝3時30分に同道路を開門する。天気が良く条件がそろえば富士山の右肩から朝日が現れ、伊勢湾に浮かぶ神島との共演を見ることができるかもしれない。

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