米国人歌手ファレル・ウィリアムスさんの楽曲「HAPPY(ハッピー)」に合わせて踊る「伊勢志摩国立公園 鳥羽バージョン」動画が7月16日、ユーチューブに公開され、3日間で4000回以上の再生回数を記録している。
本家の公式動画の再生回数は3億回を超え、同曲に合わせて踊る動画をネットで公開することが世界中のムーブメントになっている。同動画は「鳥羽のHAPPYを伝えよう」と市内の有志ら約30人でつくる「鳥羽ハッピープロジェクト」が、出演者300人以上、撮影場所約70カ所、製作日数1カ月以上を掛けて制作した。
ビデオの企画・制作に携わった鳥羽市出身・食改善アドバイザーの籾山征也さんは「木田久主一鳥羽市長や『海の博物館』(浦村町)の石原義剛館長、82歳の現役海女さんや昨年ブレークした3世代海女の中川静香さん親子、旅館のおかみらが笑顔で登場し、手をたたきながら軽快に踊るシーンと共に鳥羽の魅力ある場所を撮影。作業中の海女の水中撮影も敢行した」と話す。
「風光明媚(めいび)な土地と鳥羽に住み鳥羽で働く優しくすてきな人たちの素顔を知ってもらい、HAPPYな鳥羽に来てHAPPYな人たちと出会い、訪れた人もHAPPYになれるのではないか。と考え制作した。普段の生活の中で今まで見過ごしていた鳥羽のHAPPYに気付き、自信を持って『鳥羽が好きだ』と断言し、『鳥羽はこんなに素晴らしいところだから一度おいでよ』自慢してもらえるようになれば。鳥羽に関わる全ての人が見てくれれば」とも。