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「かしこじる」賢島の名物料理に-夏祭り「賢祭」で限定200食

「かしこじる」賢島の名物料理に-夏祭り「賢祭」で限定200食

「かしこじる」賢島の名物料理に-夏祭り「賢祭」で限定200食

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 志摩市・英虞湾に浮かぶ島「賢島(かしこじま)」を盛り上げようと活動する「賢島塾」(志摩市阿児町、TEL 090-4238-4154)が、8月30日に実施する「賢祭(かしこさい)」で「かしこじる(汁)」(300円)を初披露する。

「賢祭」をPRする「賢島塾」の岩城塾長

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 初年度に1000人、昨年は2000人以上を集客した同祭。「夏祭り」の要素を取り入れたオリジナルのイベントで、焼きそばやたこ焼き、手こねずしなどを販売するブースやテニスで9枠の穴を開ける「テニスストラックアウト」、ジャズライブ、和太鼓のステージなどさまざまな催しを予定している。

 「かしこじる」は、「賢島の名物料理を」と同塾が試行錯誤を重ねて作り上げた渾身の作。賢島を取り囲む英虞湾は真珠養殖発祥の地で、現在も真珠養殖が盛んに行われ、賢島商店街にも真珠販売店が軒を並べている。

 そこで、「真珠をイメージできるものを」とアコヤ貝の貝柱を入れ、マダイや魚のすり身をすり潰したものにヤマイモなどを加えて蒸した日本料理の「しんじょ・しんじょう」風に仕上げ、白く柔らかくそれを真珠の珠に見立てて和風仕立てのだし汁で食べる「かしこじる」が完成した。

 同塾の岩城悟塾長は「賢島をイメージできる名物料理を作りたいと考えていた。アコヤ貝の貝柱が今では高価な食材になってしまったが、しっかりと食感を残し貝柱から出るうまみが味を引き立てるように仕上げた。当日は限定200食なのでお早めにご試食いただければ」と話す。

 同祭に合わせて、「志摩マリンランド」(同)では、夜の水族館に入館できる特別企画(大人=650円、小学生=300円、幼児=150円)を実施(17時30分~20時30分)。「志摩マリンレジャー」(同)では、「遊覧船エスぺランサ」で夕日を鑑賞する「あご湾サンセットクルーズ(ビールまたはソフトドリンクとつまみ付き)」(大人=1,600円、小人=800円)を臨時運航(先着200人)する。

 同祭の開催時間は16時~21時(雨天時は翌日に順延)。駐車は志摩マリンランド駐車場に100台を用意するが公共交通機関での利用を勧める。 

伊勢志摩経済新聞VOTE

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