鳥羽水族館の「草食系女子」アフリカマナティー、「計量記念日」に身体測定

鳥羽水族館の「草食系女子」アフリカマナティー、「計量記念日」に身体測定

鳥羽水族館の「草食系女子」アフリカマナティー、「計量記念日」に身体測定

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 「計量記念日」の11月1日、鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽)で国内で唯一飼育展示するアフリカマナティーの雌「みらい」の全14項目の身体測定と、全40項目の血液成分を検査するための血液採取が行われた。

鳥羽水族館のアフリカマナティー身体測定大作戦

 2010年11月1日入館時の「みらい」(当時推定2歳)の体重は140キロ(体長200センチ)だった。毎年11月1日に実施している身体測定の結果は、入館から1年経過した2011年は体重が一気に100キロ増え240キロ(同233センチ)に。その後も順調に成長し、2012年には300キロ(同247センチ)、2013年には375キロ(同262センチ)に。7回目となる今回の測定では、400キロの大台を楽に越え430キロ(同268センチ)になっていた。

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 マナティーは、哺乳類の仲間で大きく分類するとアメリカ、アフリカ、アマゾンの3種類。アフリカマナティーの飼育展示は、今年6月に雌の「はるか」が死んだため、現在は雄の「かなた」と「みらい」の2頭だけ。「みらい」は牧草やレタス、ハクサイ、キャベツ、コマツナなどを1日に約15キロ平らげるまさに「草食系女子」。

 身体測定は、同館がオープンする前の早朝7時から始まった。「みらい」をバックヤードの予備水槽に移動させその水を抜くと、6人の飼育員が横たわった「みらい」を必死に動かし担架に乗せ、体重を測定した。次に担架から降ろされた「みらい」を飼育員は、全13項目に及ぶ全身をメジャーで隅々まで測った。

 飼育担当の三谷伸也さんは「痩せ過ぎても太り過ぎてもいけないので、予想していた通りの体重で、順調に成長してくれていたので安心した。終始おとなしくしていてくれたため作業もスムーズに終わった」と話す。

 今回の身体測定の体重以外の全13項目の測定結果は以下の通り(単位はセンチ、カッコ内の数字は2013年11月1日時の測定結果)。血液の検査結果は、検査機関に調査依頼するため後日判明する。

 全長=268(262)、前肢付け根-先端(右)=43(42)、前肢付け根-先端(左)=42(43)、最大幅75(71)、尾びれ最大幅=68(65)、上唇最大幅=16(15)、下唇最大幅=16(13)、乳頭-乳頭=50(47)、吻端-肛門=190(182)生殖口-肛門=18(18)、へそ周囲198(186)、肛門周囲=146(134)、脇周囲=162(155)。

 経済産業省は、現行の「計量法」が施行された1993年11月1日にちなんで、計量法の適切な実施と計量思想の普及啓発を目的にこの日を「計量記念日」と定めている。

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