F1日本グランプリ(GP)第14戦の決勝レースが9月27日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市稲生町)国際レーシングコース(1周 5.807キロ)で開催され、2番手からスタートしたルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMGペトロナス)が今シーズン8勝目となる通算41回目の優勝を果たした。
9月25日から3日間にのべ16万5000人(初日3万人、2日目5万4000人、最終日8万1000人 )のファンを集めた自動車レースの最高峰F1日本GP。同コースを53周(約307キロメートル)する決勝レースは14時にスタート。
現在ランキングトップのハミルトン選手はスタート直後、ポールポジションでスタートしたチームメートのニコ・ロズベルグ選手を第1コーナーから第2コーナーの間でオーバーテーク、その後は後続を寄せ付けず安定したレースを展開し1位でチェッカーフラッグを受けた。タイム=1時間28分06秒508、ベストラップ1分36秒145(33周目、平均速度217.43キロ)を記録し、鈴鹿2連勝。
ロズベルグ選手はその後、4位まで順位を落としたが2位まで順位を上げ、メルセデスの1-2フィニッシュとなった。ハミルトン選手の通算41勝は、故アイルトン・セナ選手に並ぶ記録。セバスチャン・ベッテル選手(スクーデリア・フェラーリ)は健闘したが3位に。4位にはキミ・ライコネン選手(同)が入りフェラーリが3-4位。マクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソ選手が11位、ジェンソン・バトン選手が16位。
ハミルトン選手は「アメージングなレースになった。鈴鹿は大好きだけどきついサーキット。厳しいこともあるけど今日は全てを完全に把握してスムーズだった。チームに感謝したい。セナと同じ優勝回数になってとても幸せな特別なレースとなった」と優勝のコメントを残す。