全国の太鼓打ちが伊勢に集結して2日間太鼓をたたく「神恩感謝(しんおんかんしゃ) 日本太鼓祭」が11月5日・6日、伊勢神宮内宮(ないくう)門、おかげ横丁(伊勢市中之切町)一帯で開催されている。
【その他の画像】伊勢に全国から太鼓打ち集結「神恩感謝 日本太鼓祭」
2003年から開催されている同祭は今回で14回を数える。太鼓が叩ける喜びを神様に捧げる「神恩感謝」の思いで、和太鼓を通じ日本文化の素晴らしさを伝えようと全国から15 団体、約100人が伊勢に集結。
参加チームは、 太鼓芸能集団 鼓童(新潟県)、豊の国ゆふいん源流太鼓(大分県)、さすけ(石川県)、一響館 侍(高知県)、三宅島芸能同志会(東京都)、小倉祇園太鼓保存振興会(福岡県)、銚子はね太鼓保存会(千葉県)、愛宕陣太鼓連響風組(福島県)、大江戸助六太鼓(東京都)、備中温羅太鼓(岡山県)、高野右吉と秩父社中(埼玉県)、レナード衛藤(東京都、6 日)、太鼓本舗かぶら屋(広島県、5 日)、熊野鬼城太鼓(三重県)、神恩太鼓(同)。
おかげ横丁太鼓櫓、五十鈴川河川敷特別舞台、五十鈴川野遊びどころ中庭会場の3会場には全国から太鼓ファンが熱心に太鼓の響きに耳を傾けた。
愛知県から同祭を見に来たという家族連れは「日本古来の太鼓の響きを聞くだけで興奮する。なかなか見ることができないグループの演奏も無料で見ることができるので毎年楽しみにしている。今年も素晴らしい秋晴れの下で最高だった」と感想を漏らした。