夫婦岩(めおといわ)に向かって愛を叫ぶ「夫婦の町の中心で愛を叫ぶ」イベント(通称=めおチュー)が11月20日、二見興玉神社(伊勢市二見町)境内で開催された。「日本愛妻家協会」伊勢支部主催。
毎年11月22日の「いい夫婦(ふうふ)の日」にちなんで開催されている「めおチュー」。今年は20日の日曜日に行われた。男岩と女岩がしめ縄でしっかりと結ばれ仲睦(むつ)ましい夫婦岩にちなんで行われ今回で8回を数える。今年は11組の「叫びスト」がエントリーした。
1番になった西村宗之さん(69歳)は妻のよう子さんに「よう子、愛してるよ~」と愛を叫んだ。叫び終わった後、西村さんは「44年間もよく保(も)っているよね(笑)」と照れながら話すと、よう子さんは「素直に嬉しい。普通の感じがとても良かった。これからもよろしくお願いします」と答えた。
松本英樹さん(72歳)は妻のてる代さんに「41年間文句も言わずに着いて来てくれてありがとう。愛しているよ~。あなた100(歳)まで僕は99(歳)まで」と叫んだ。向井睦(むつみ)さん(52歳)は妻の敦子さんに「家内には感謝している。最愛の妻。いろいろあったけどありがとう。10年15年後には旅行にでも行ってゆっくりしよう」と叫ぶと、敦子さんは「喧嘩をするといつも先に謝ってくれる。これからは(私が)先に謝ります」と答えた。