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三重県立水産高校がイオン阿児店で出張水族館 水道水で完全養殖したアマゴなど展示

三重県立水産高校がイオン阿児店で出張水族館 水道水で完全養殖したアマゴなど展示

三重県立水産高校がイオン阿児店で出張水族館 水道水で完全養殖したアマゴなど展示

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 三重県立水産高校(志摩市志摩町)の生物部に所属する生徒たちが1月14日、「出張水族館」をイオン阿児店(同阿児町)2階で実施している。

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 同校の水産資源科アクアデザインコースの1年と2年の生徒らが中心に所属する同部。現在同部は、賢島にある「志摩マリンランド」(同阿児町)内に伊勢志摩で取れる淡水魚を飼育展示する水槽「高校生水族館」を昨年3月からで管理している。

 出張水族館は、水道水で完全養殖したアマゴを入れた水槽1と英虞湾で捕れたヤドカリやケヤリムシ、アミメハギなどを入れた水槽2、アブラボテやホトケドジョウなど伊勢志摩の希少淡水魚を入れた水槽2の計5つの水槽を来店者が自由に鑑賞できるように設置した。

 初日の14日は、同科2年の加藤華蓮さん、北村圭汰さん、北村嘉隆さん、出口和希さん、濱口真凛さん、森田成美さんの6人が参加。同校の目の前の海で取ったナマコや貝、魚などを自由に触ることができるタッチングプールやお魚クイズコーナーなどのイベントを行った。

 出口さんは「ケヤリムシを展示したがイソギンチャクとよく間違う。実は身近にいる生き物でゴカイの仲間なんです。ストレスがかかると触手を自分で切ってしまう不思議な生き物。水槽で展示し照明で演出するとさらにきれいでしょう」と照明の色を変えて説明してくれた。

 同校教諭で同部顧問の赤田仁典さんは「このように生徒たちが展示し説明する場を提供いただいたイオン阿児店には大変感謝している。最初は難しいと言われ水道水で育てるアマゴの飼育はほぼ確立。水温管理が非常に難しいが、冬の今だからこそ展示できる。海のそばの水産高校なので淡水魚の展示はできないと思われるので、アマゴの展示にみんな驚く。宮川にアマゴの稚魚を放流したりもしている」と話す。

 1月21日まで。

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